7/17に起きた新潟県中越沖地震で動いた株。市場は、被災地の人に関係なく非情だ。

建設セクター
植木組 (1867)
新潟県地盤の中堅建設。東京、中部・北陸など県外拡大に意欲。子会社で有料老人ホーム等進出(四季報より)

福田組 (1899)
新潟最大規模のゼネコン。県内土木主体から首都圏建築・開発へ展開。大阪でも事業拡大図る(四季報より)

建設セクターは、今回の地震によって、復興期待から、買われる。だが、建設セクターでも、地元の建設会社が買われたのが特徴。建設会社は、地方色が濃いのね。さすが、ゼネコン国家日本。建設セクターはバブル崩壊以降、地震のときしか、吹かない銘柄になってしまったみたい、うわ悲しい(涙)。

保険セクター
損保ジャパン (8755)
損保業界2位。第一生命と包括業務提携。地域金融機関との提携先多数。コア領域は国内(四季報より)

ミレアホールディングス(8766)
持株会社。傘下に04年10月合併で損保首位の東京海上日動。生保子会社も成長中(四季報より)

保険セクターは、今回の地震によって、保険の支払いが増えるという連想が働き、売られる。そういえば、9.11のテロのときも、保険会社が売られていたっけなあ。

だが、今回の地震で、地震保険なんかが見直されて、プラスなのマイナスなの、どうなんでしょう??

これは短期的なもの
これは短期的なものなので、建設セクターは、最初は買いから入って、利確。そして、天井だと思ったら、売りに回って、利確。一方、保険セクターは、売りから入って、利確。そして、底を確認して、買いに回って、利確。

だが、植木組と福田組に売り規制がかかって、売れねえ(泣)。


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