akiba5

アキバといえば、ソフマップ(2690)と言いたいとこだが、最近はASO BIT CITYなどのように、同人誌、フィギュア、コスプレなどを販売する店舗の台頭が目立ってきている。その元祖と言えば、まんだらけ(2652)だと思うので、それを取り上げる。

まんだらけ(2652)
マンガ専門古書店の最大手。アニメ原画・トーイ販売も。独自の値付け・鑑定で市場影響力大(会社四季報より)

まんだらけのビジネスモデル
・出版物 0.4億(1%)
書籍.雑誌の編集・販売
・本 16億(24%)
書籍.雑誌の販売
・TOYS 13億(21%)
おもちゃ類の販売
・同人誌 17億(27%)
同人誌の販売
・その他 18億(27%)
古書籍の通信販売業務など

まんだらけ秋葉原店は、裏路地の入ったところのビルの5階と6階に店舗を構える。アキバの名店は裏路地の入ったところによく点在する。やはり、アキバのことがよ~く分かっていますねえ、まんだらけは。

敷居が高い
ASO BIT CITYと比べると、店内はちょっと暗くて、地味な感じがする。でも、真性のヲタが見たら、凄い品揃えと感じるんだろうなあ。だから、一般人にはちと敷居が高い感じがした。

男性向け同人誌
5階は、男性向け同人誌。男性向け同人誌(新刊と中古)を中心に、アニメのオフィシャルブック、限定特典グッズなどが置いてあった。

ドラえもん「最終話」同人誌制作の男性、小学館と藤子プロに謝罪
漫画「ドラえもん」の最終話と称する同人誌を販売していた男性が、出版元の小学館と藤子プロからの警告に対して謝罪し、売上金の一部を藤子プロに支払ったことを小学館が明らかにした。

小学館によると、男性はドラえもんの最終話とする内容の同人誌を制作し、同人誌専門書店などに委託して500円程度で販売していた。内容は、1998年頃に男性とは別のファンがインターネットで公開していた「ドラえもんの最終回」のストーリーを基にしたもので、これまでに約1万3,000部が販売されたという。

小学館と藤子プロでは、男性に対して「重大な著作権侵害にあたる」として2006年6月に警告。男性は「二度と同様の行為をしない」とする誓約書を提出するとともに、藤子プロに対して売上金の一部を支払った。

小学館では、今回のケースについては販売規模の大きさなどから制作者に対応を求めたとしており、今後はこの同人誌のネットオークションへの出品などについても削除を求めていく方向だとしている。
2007/05/30 INTERNET WATCHより


同人誌と言うと、ドラえもんの事件が記憶に新しいけど、こういう同人誌の権利関係ってどうなっているだろう??

TOY専門店
6階は、TOY専門店。フィギュア、ゲームミュージック、アニメDVD、アニソンなどが置いてあった。

店内にこんなの売っていた その1
カプコン・ゲーム・ミュージックカプコン・ゲーム・ミュージック
アーティスト:ゲーム・ミュージック
サイトロン・デジタルコンテンツ(2002-06-19)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

アマゾンには復刻版が売っているが、ここに置いてあったのは、絶版品で、ちょっと気持ち高めの値段設定。

店内にこんなの売っていた その2
とんでも戦士ムテキング DVD-BOX 1とんでも戦士ムテキング DVD-BOX 1
出演:井上和彦
パイオニアLDC(2002-02-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

ムシキングじゃなくて、ムテキング。DVD出ていたんだ、ちょっと懐かしかったwww

人材育成が難しそう
店舗には、マニアックな商品が置いてあり、ニッチなマーケットを狙っているのが分かる。そのため、参入障壁が高そうだ。でも、こういうお店は、店員の商品に対する高いレベルの知識が求められ、人材育成が難しく、多店舗展開が容易でないビジネスモデルのように感じた。

しかし、この会社は日本独特なものを持っているので、個人的には頑張ってもらいたい。

にほんブログ村 株ブログへ