大手の野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)をはじめ、岡三証券グループ(8609)やマネックスグループ(8698)など証券株が上昇。野村HDは午後1時41分現在で前週末比11.6円(2.4%)高の492.2円で売買されており、TOPIX(東証株価指数)業種別指数において「証券・商品先物取引業」は33業種中で値上がり率2位となっている。

野村HDなど証券株が上昇、世界株高を追い風に見直し買い
https://shikiho.jp/news/0/361206


今回、証券会社の業績が良いですよね。
ただし、大手どころの野村<8604>とか、大和<8601>は除くけどw

証券コード 社名 業種 関連銘柄 トピックス PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
8616 東海東京フィナンシャル・ホールディングス 日本6大証券の一角 マイナス金利関連 コロナショックで委託手数料、トレーディング益ともに増加 0.00倍 0.00% 0.00% 0.95倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)
7175 今村証券 石川県地盤の証券会社 マイナス金利関連 コロナショックによる株式受取手数料の増加 8.40倍 2.07% 4.00% 0.87倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)
8622 水戸証券 茨城地盤の証券会社 マイナス金利関連 コロナショックによる委託手数料の増加 0.00倍 0.00% 0.00% 1.23倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)
8706 極東証券 旬の商品に強みのある証券会社 マイナス金利関連 コロナ禍でトレーディング収益、委託手数料ともに増加 0.00倍 0.00% 0.00% 4.94倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)
8628 松井証券 ネット証券 マイナス金利関連 コロナショックによる相場活況で手数料収入が伸長 35.8倍 4.96% 8.10% 9.58倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)
8707 岩井コスモホールディングス 関西地盤の証券会社 マイナス金利関連 コロナショックによる日米株の活況で手数料収入が伸長 10.5倍 5.86% 5.60% 1.68倍 進捗率-%(1Q時点・業績非開示)


好業績の背景に以下のようなことが考えられます。

・プロ投資家はコロナショックのようなボラのある相場に強い。それによりトレーディング収益が増加
・コロナショックのような大暴落時は出来高が多い。それに比例して取引手数料が増える


うーん、リーマンショックやチャイナショックの時にはどうだったっけ?
その当時に証券会社の業績が良かったのかは記憶にないです。
だが、リーマンショックの時に空売りで儲けたことを描いた「マネーショート」という映画があります。
このような事例があるように、暴落局面で儲けられるプロ投資家は多いです。

なので今回の件は、次の暴落局面での宿題とします。

マネー・ショート華麗なる大逆転 (字幕版)

にほんブログ村 株ブログへ