米銀行のシリコンバレー銀行が破綻した件について、地方銀行にはあまり影響がないように感じます。
地方銀行は主に国債の運用を行っており、ハイテク企業に投資しているわけではありません。
そのため、全く影響を受けないと考えられます。
今回の件で露呈したのは、株式市場が感情に左右されることの怖さではないでしょうか。



むしろ日銀の後継問題が問題になります。
ポスト黒田には植田和男氏が選ばれました。
彼が金融緩和を継続する考えを示したことが大きいのかもしれません。
銀行は金利ビジネスですので、この継続は銀行にとっては痛手となります。

証券コード 社名 業種 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率 時価総額
9434 ソフトバンク 通信会社 13.5倍 5.55倍 29.8% 1.30倍 3Q進捗率93.5% 7.41兆円
8349 東北銀行 東北の地場銀行 6.60倍 5.08倍 3.50% 0.67倍 3Q進捗率92.2% 93億円
8367 南都銀行 奈良の地場銀行 18.7倍 4.78倍 1.50% 1.00倍 3Q進捗率247.4% 779億円
8542 トマト銀行 岡山の地場銀行 9.00倍 4.77倍 2.80% 0.53倍 3Q進捗率110.4% 122億円
8560 宮崎太陽銀行 宮崎の地場銀行 13.0倍 4.71倍 1.30% 0.41倍 3Q進捗率176.7% 56億円

一方で、この破綻はソフトバンクに与える影響は大きいかもしれません。
同社は、本業のケータイ事業で得た資金をハイテク企業に投資しています。
そのため、この破綻によって連想売りが発生する可能性があります。
ソフトバンクは、いつもいつも破綻する破綻すると言われているよねw



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