ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    カテゴリ:本は読んどけ > 世界の国々

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    いまさらですがソ連邦
    速水螺旋人
    三才ブックス
    2018-10-04


    旧ソ連の政治体制、政治家、科学などを、萌え系イラストや文章などで解説している本。トランプ大統領など、最近、右寄りの政治家が増えている。そのため、こういう書籍が増えているのでしょう。

    これを読んで、旧ソ連が以下の要因で滅んだのかなと。

    ・閉鎖的なこと
    ・教育水準の低さ
    ・多数の民族


    トランプ大統領を見ていても、あっち寄りの人って、やはり独りよがりで閉鎖的。現在のように景気が良い時はいいけど、歯車が狂い悪くなると、その性格が災いして総スカン食らうような気がします。

    それと、「社会主義=みな平等」というイメージがあるが、飛び級制度などがあり、優秀な人材は優遇。資本主義と変わらず、意外と実力社会なのに驚きました(;゚Д゚)

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    「イスラム教」、「キリスト教」、「仏教」の三大宗教と「神道」について、漫画で基本的なことを分かりやすく解説した本。あと、「ユダヤ教」、「儒教」、「道教」、「貧乳教」、おっと失礼「ヒンズー教」についてはサラッと解説している。

    外国人観光客が訪れる旅館という舞台を利用して、宗教をうまく説明しているのは良かったです。

    「イスラム教」、「キリスト教」、「キリスト教」は神様が唯一の存在として捉えられている。それに対して、「神道」は目的に合わせて無数の神様が存在する。

    日本人は時と場合により神様をチェンジする。例えば、お葬式では仏教徒になり、クリスマスにはキリスト教徒になるw

    神様が唯一の存在として考えられている「イスラム教」、「キリスト教」、「仏教」の信者たち。彼らからしたら、目的に合わせて神様がいっぱい存在する「神道」の日本なんて、理解しがたいんでしょうね。

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    タイの歴史だけを簡潔にまとめた著書。この本では、タイの子どもたちが学ぶような教科書的な歴史を描くことを試みている。

    自分がこの著書から読み取ったタイの概要は以下のとおり。

    ・第一次大戦時はどちらが勝つか見極めてから参戦など、世渡り上手
    ・優秀ならば外国人でも積極的に活用
    ・軍がたびたびクーデターを起こすものの、その混乱の調整役は国王が務める
    ・急速な工業化にもかかわらず、第一次従事者の経済活動に占める比率は53%。依然として半数が農業を生業としている


    タイの歴史を通して、この国のあらましについて理解が深まり、大変に勉強になりました。

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    fuyu_no_sonata

    「冬のソナタ」のような有名作品は、韓国に流れている文化的背景がしっかりと描かれているよ、と述べられた本。


    ・かつての占領国と、非占領国という関係があるため、オトコ(日本人)とオンナ(韓国人)だとNG。そういう訳で、オトコ(韓国人)とオンナ(日本人)という設定になった「フレンズ」

    ・「冬のソナタ」は、儒教的思想が根底にあるメロドラマ

    ・韓流ドラマと映画は、家父長制的秩序に対する宿命論的な道徳観が溶け込んでいる


    儒教的な思想が根底に流れていることを感じ取って、冬のソナタを見ている人は稀だと思うけどなー。アニメ「冬のソナタ」を見たことしかない、自分が言うのもなんだけどw

    しかし、韓国の文化的背景を知った上で見ると、違った側面が見えてくるんだろうね。

    だから、この本は、韓流の深みにもっとハマってみたい人向けの書物なのかなと。ディープ過ぎて、付いていくので一杯一杯でした。

    あと、著者が韓国の人なので、ちょっと贔屓目なのも気になる。

    ぶっちゃけ、韓流が流行ったのは、以下のようだと自分は思うんだが・・・


    ・ギャル時代に「赤いシリーズ」を見た世代が子育てが終了し、ホッと一息ついていたら、それに類似した「冬のソナタ」放送していて、それにハマる

    ・韓国の人件費が安いこと。物価は、日本の10分の1だと言われている

    ・テレビ視聴において、消費の中心にいるのが中高年女性で、それにテレビ局やレンタル屋が目を付ける


    そんなあたりじゃないすかね?この著書では、「赤いシリーズ」は全否定されていますけどw

    韓流の社会学―ファンダム、家族、異文化交流韓流の社会学―ファンダム、家族、異文化交流
    著者:イ ヒャンジン
    岩波書店(2008-03-26)
    販売元:Amazon.co.jp
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