新型コロナウイルスワクチンメーカーの米ノババックスの株価が3月1日、急落した。
事業継続をめぐって不透明感が高まったためで、株価は一時28.3%安い6.64ドルまで下落。
最終的に26%近く下げてこの日の取引を終えた。
ノババックス製は、タンパク質ベースの従来型ワクチンであり、副反応が少ないです。
ファイザーやモデルナのmRNA技術ワクチンで起きる強烈な副反応がノババックスにはないです。
そのため個人的には密かにノババックス普及を期待しておりました。

しかし、現実は甘くなく、ノババックスの普及は進んでいません。
その原因として製造期間が挙げられます。
タンパク質ベースのワクチンは製造に時間がかかります。
卵を使用する場合は1年、昆虫を使用する場合でも数カ月はかかります。
一方、mRNA技術ワクチンは1カ月弱で製造が可能です。
そりゃあ、ノババックスはファイザーやモデルナには勝てない訳ですよねw
