ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:ジョージ・ソロス

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    今回は「ヘッジファンド: 投資家たちの野望と滅亡」の要約・書評。

    ヘッジファンドの歴史を理解できる書物。
    ちなみに、ヘッジファンドとは様々な取引手法をうまく使い、マーケットが上げても下げても利益を追求する組織のことを意味します。

    概略
    ・ヘッジファンド界の内情解説
    ・ヘッジファンドの歴史が学べる
    ・ヘッジファンドで有名な人物が数多く登場


    まずは、ヘッジファンドで有名な機関投資家の大雑把な説明。

    著名機関投資家 実績
    アルフレッド・ウィンスロー・ジョーンズ ヘッジファンドの創始者
    マイケル・スタインハルト 法律スレスレの手法を使いながら稼ぐ
    ヘルムート・ワイマール ノーベル経済学者であるポール・サミュエルソンが出資していたコモディティ・コーポレーションを指揮
    ポール・クートナー 効率的市場理論の信奉者
    フランク・ヴァナーソン トレンド追随取引をコンピュータシステム化
    マイケル・マーカス 新しもの好きな自由主義者、有能なトレンド・サーファー
    ジョージ・ソロス 古典的な株式分析、チャート分析、カール・ポパーの哲学などを組み合わせた手法
    スタン・ドッケンミラー ジョージ・ソロスの右腕、ドットコムバブルの波にのり荒稼ぎ
    ジュリアン・ロバートソン 銘柄選択者が相場に勝てないという定説を覆した人物
    ポール・チューダー・ジョーンズ 大きな取引をする時に、ブルース・ウィリスのスニーカーを履くなど縁起を担ぐ人物
    ブルース・コフナー キャリートレードの先駆者、新保守主義のドンとして頭角
    ルイス・ベーコン 第一次イラク戦争の市場影響を正確に予測したマクロ投資家
    デヴィッド・スウェンセン イェール大学基金の資本をヘッジファンドに投資
    トム・ステイヤー 「イベント・ドリブン」という投資スタイルで有名な人物
    ジム・シモンズ 数学者、暗号解読者、翻訳専門家を雇って、最強のヘッジファンドを築く
    デヴィット・ショー コンピュータサイエンスを市場に適用した人物
    ジム・チャノス 米エネルギー大手エンロンの不正会計を見抜いた人物
    デビッド・アイホーン リーマン・ブラザーズの経営不振を見抜いた空売りの名手
    ケン・グリフィン レラティブバリュー戦略を重点を置く人物


    ジョージ・ソロスしか知らないwww
    日本で知られているヘッジファンドって氷山の一角なんですね。

    この中で気になったのは、ジュリアン・ロバートソンです。
    銘柄選択が難しい逆風相場の中で、彼はどんなスキルを発動したんでしょうか。
    この部分はかなり知りたいです。



    ヘッジファンドの台頭はコンピュータの発達によるところが大きいと感じます。
    だが、コンピュータも道具のひとつです。
    なので、最終的にはそれを使いこなす人間次第なんかなと思います。

    ヘッジファンド I: 投資家たちの野望と滅亡 (I)
    セバスチャン マラビー
    楽工社
    2012-02-01


    ヘッジファンド II: 投資家たちの野望と滅亡 (II)
    セバスチャン マラビー
    楽工社
    2012-08-01


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    ソロスの錬金術
    ジョージ ソロス
    総合法令出版
    1996-06T


    ジョージ・ソロスの持論である「市場が常に間違っている」ことがバブル景気やバブル崩壊を生み出している。そのことをファンド時代の事例を挙げて解説している本。

    しかも、分厚くて読み応えあるよw

    例えば、ITバブル。1999年に登場した3Gがバブルを引き起こし、その後、牽引役だったワールドコムとエンロンが破綻して終焉。市場はバブルが起きても、いつか崩壊する「再帰性」があると述べられている。

    話は少し逸れるが、現在5G関連が脚光を浴びている。市場は、2000年に起きたITバブルの再来をどこらしか期待しているんでしょうね。

    只今、コロナショックで株式市場は大荒れですが、FRBが利下げを矢継ぎ早にし、金融緩和で市場にお金をジャブジャブ供給している。このケースにおいて、すべての人間が合理的に動く効率的市場仮説ならば、利下げで国債より株式のほうが有利な投資先になるため上昇することが考えられる。

    なので、コロナショックは古典的な金融手法が通用しないと言われるけど、どう考えても少し売られ過ぎな気はします。やはり「市場が常に間違っている」のか?

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    ジョージ・ソロス
    ジョージ ソロス
    テレコムスタッフ
    1996-03


    ジョージ・ソロスの投資家としての側面だけでなく、慈善家や哲学者などの多面的な側面を浮き彫りにしている本。インタビュアー形式で進められており平易で分かりやすくなっている。

    これを読んで、ジム・ロジャーズとジョージ・ソロスの人物像、投資スタイルについてまとめてみた。ジョージ・ソロスはかつて、ジム・ロジャーズと一緒に伝説の投資ファンドを運営していた。

    ジム・ロジャーズの人物像
    ・調査に長けている人物
    ・少数精鋭で動くことを望む
    ・「市場は常に間違っている」と考えているが、彼自身は間違えないと思っている

    ジョージ・ソロスの人物像
    ・ジム・ロジャースが調査した案件に、投資するかいなかの決断を下す人物
    ・会社規模にあった従業員をいれることを望む
    ・彼自身を含め、「市場は常に間違っている」と考えている


    間違えを認めない男、ジム・ロジャーズ。かなりの自信家ですなw

    クォンタム・ファンド(旧ソロスファンド)の投資スタイル
    ・金融システムなどの市場の不均衡を見つけ、打診買い、あるいは売りを行なう。その仮説が正しければ買い増し、あるいは売り増しをし、間違ってれば撤退


    とある銘柄を買うと、その銘柄やそれに属する業界に関心が強くなる傾向はある。だから、とりあえず打診買いをして、その銘柄に確信が持てたら、買い増すスタイルは良い方法だと感じました。

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    相場の心を読む
    ジョージ ソロス
    講談社
    1988-11


    ジョージ・ソロスが考える相場の動くメカニズムを理論と実例を交えて説明している。この本はプレミアムがつき2万円もして、かなりお高いですw

    マーケットを形成する要素は以下のとおり。

    ・中央銀行による規制や緩和
    ・政府による方針
    ・市場参加者のバイアス


    「中央銀行による規制や緩和」や「政府による方針」で相場が動くのは今まで言われていたこと。それに「市場参加者のバイアス」で相場が動く新要素が加わる。

    経済学において、すべての人間が合理的に動くという前提で、事象が説明される。しかし、現実社会において、すべての人間が合理的に動くとは限らない。そこにバイアスが生じてしまう。

    ジョージ・ソロスの「市場は常に間違っている」という名言はそこからきている。

    そのため、時々ですが、マーケットで意味不明な暴落が起きたり、暴騰が起きたりするのでしょう。

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