経済は感情で動く : はじめての行動経済学
マッテオ・モッテルリーニ
紀伊國屋書店
2008-04-20


人間の行動は感情に左右される生き物で、必ずしも合理的な行動をとっていないという内容。それを実例やクイズ形式でわかりやすく解説した本。

例を挙げると、「拾った1万円の価値」と「汗水たらして稼いだ1万円の価値」を比較した場合、合理的に考えれば価値は同じ。だが、感情が入り交じると後者になるという話。

言われてみれば、確かに額面通りではないですよねw

神経経済学にも触れていた。神経経済学とは、人間が感情的行動や合理的行動をするときに、脳がどういう反応をするのかを調べる学問。脳のメカニズムが着々と解明されているのかなと。

あとは既に知っていたものが多かった。そのため、あまり目新しさはなかったです。

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