ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:不動産

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    昨日、ランド(8918)の株主総会に行ってきました。総会は、桜木町駅付近にあるブリーズベイホテルで行われた。

    総会会場に行くのに、道に迷ってあたふた。派出所で道を聞いて、総会会場に無事到着、警察屋さんありがとう(笑)。

    ランド(8918)
    横浜と多摩東部地盤の新興マンション開発業者。子会社で地方も。不動産流動化などに多角化(会社四季報)

    ランド(8918)のビジネスモデル
    ・不動産販売事業 330億(95.4%) 分譲マンションの販売、不動産流動化案件の引渡し
    ・不動産関連業務受託事業 12億(3.5%) 収益不動産保有事業における賃貸収入など
    ・シニア住宅事業 4億(1.2%) シニア住宅の管理・運営

    マンション分譲事業の売上は?
    346億うち144億がマンション事業の売上

    子会社エルー・エー・ソリューションズの売上は?
    売上は6億円、不動産仲介手数料収入事業

    渡壁謙二氏
    渡壁謙二氏は、創業当時から非常勤取締役として、仕入れノウハウや物件の選定に力を貸してくれた存在。取締役は退任したが、今後も最高顧問として、当社の仕入れ物件の選定する際に、アドバイザーとして働いてもらう。

    一部上場はいつ?
    東証が決めること、時期は未定。

    だが、一部上場の基準は満たしているので、二部市場にいて、問題がなければ、最短一年で一部に上場が可能。

    シニア住宅事業について
    今までの介護住宅はどちらかというと、施設色が強く、病院に近い。我々が目指すのは、住宅デベロッパーとして、住宅色の強いものをつくりたい。

    そして、入居一時金5000万以上の介護住宅は多いが、入居一時金500万〜1000万の介護住宅が少ないので、ココの市場を狙っていきたい。

    あと、この市場は2055年に高齢者人口が40%のピークになるまで、成長しつづけるおいしいマーケット。

    今期は、まだ赤字だが、来期には黒字化したい。また、不動産事業で儲かったお金を無理にならないようにこの分野に投資していく。ゆくゆくは、当社の稼ぎ頭になる部門にしたい。

    沖縄米軍住宅プロジェクト
    ・嘉手納基地の位の高い軍人さん向けの住宅施設プロジェクトのこと
    ・現在は順調に着工に入っていて、来年春に完成予定
    ・安く仕込めた案件で、米軍住宅のニーズはかなりあり、化ける可能性大
    ・当社は、リーシング(テナントの募集活動)までおこなって、不動産ファンドに売却予定

    業績は順調なのに、株価は低迷、なにか問題があるのでは?
    社内には悪い情報はない、問題が起これば即時に開示する。

    今後は??
    ・土地の仕入れも順調
    ・08年は500億、09年は700億の売上を予定
    ・08年でいえば、ファンドへの売却先は八割近く決まっているし、マンション分譲も順調

    二重上場について
    メリットがあると考え、並列上場した。だが、当社は新興企業というイメージが強く、ジャスダックの出来高が多く、東証二部の出来高が少ない状態が起こった。そして、並列上場のメリットがないと考え、ジャスダックへの上場を廃止した。

    当社の誇れるのは?
    人財。人財はどこにも負けない。

    まとめ
    ランド(8918)は、会社説明会で発掘した会社。松谷社長、総会も会社説明会と変わりなく、株主に対して、的確に答えていた。とりあえず問題ない会社だと思う。

    だが現在、株式市場は軟調なので、10%の損失がでたらロスカットというルールは徹底したい。

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    ランド(8918)
    横浜と多摩東部地盤の新興マンション開発業者。子会社で地方も。不動産流動化などに多角化(会社四季報)

    お金のサイクル
    資金源(06/02) 負債 316億 資本 102億
    資産・財産(06/02) 418億

    費用・出費 324億
    収益・売上 346億
    利益 22億

    資金源(07/02) 負債 534億 資本 120億
    資産・財産(07/02) 654億

    純利益は22億の黒字で、資産・財産は236億円増加。

    貸借対照表
    06/02
    資金源 負債 316億 資本 102億
    資産・財産 418億

    07/02
    資金源 負債 534億 資本 120億
    資産・財産 654億

    資産・財産は236億円増加した。負債は218億円増加、資本は18億円増加。

    資産の部は、現金および預金、売掛金の増加が目立った。負債の部は、支払手形および買掛金、短期借入金、共同事業未払金、前受金の増加、長期共同事業未払金の減少が目立った。

    資本の部は、利益余剰金の増加が目立った。

    損益計算書
    06/02
    費用・出費 222億
    収益・売上 239億
    利益 17億

    07/02
    費用・出費 324億
    収益・売上 346億
    利益 22億

    売上高がプラスで、利益がプラス、増収増益で、絶好調な会社。

    キャッシュフロー計算書
    06/02 一発逆転
    営業 △115億
    投資 △26億
    財務 161億
    現金 31億

    07/02 積極的に展開
    営業 26億
    投資 △17億
    財務 78億
    現金 118億

    営業キャッシュフローは前年比141億の増加。当期純利益、仕入債務、共同事業未払金、前受金の増加、前渡金、法人税の支払額の減少が目立った。

    投資キャッシュフローは前年比9億の増加。有形固定資産の取得による支出の増加が目立った。

    財務キャッシュフローは前年比83億の減少。短期借入金の増加、長期借入による収入、長期借入金の返済による支出の減少が目立った。

    決算の3大指標
    安全性(潰れない力)=自己資本比率
    06/02 24.3%
    07/02 18.4%

    収益性(儲ける力)=総資本利益率
    06/02 4.1%
    07/02 3.4%

    成長性(伸びる力)=売上高増加率
    06/02 48.5%
    07/02 44.8%

    売上高増加率が凄いんです。

    まとめ
    08/02の会社予想は、48.6%の514億円。

    投資抑制気味で強気予想、大丈夫かな??ちょっと不安。

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