ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:年間騰落率

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    2020年の株式市場は、春先にコロナ・ショックに見舞われたものの、2019年末〜2020年12月30日の一年間で日経平均株価は16.0%も上昇し、2020年12月30日の日経平均株価の終値は2万7444.17円を記録。
    TOPIXも一年間で4.8%上昇し、2020年12月30日のTOPIXの終値は1804.68となった。

    しかし、個別銘柄を見ていけば、当然ながら日経平均株価やTOPIXよりも大きく株価が値上がりした銘柄や、逆に大きく値下がりした銘柄もある。
    そういった銘柄を把握しておくことは、2021年に投資する銘柄を選ぶ際に参考になるはずだ。
    株価上昇率&株価下落率ランキング(2020年版)
    https://diamond.jp/articles/-/256429



    ダイヤモンドZAiにて2020年の年間株価上昇率&株価下落率ランキングが発表された。
    これからの投資戦略の参考のために見ていこうと思います。

    Jストリーム<4308>はオンライン株主総会のプラットフォーマーです。
    ユーグレナ<2931>はこのプラットフォームを使用して株主総会を実施しておりました。
    今年はコロナ禍で在宅勤務メインになりました。
    テレワークで使用できる便利なアプリを提供している会社がワッショイしました。

    あとは目立つのはIPO関連ですかね。
    IPO関連はファンダメンタル分析ではとても買えません。
    なのでテクニカル分析で併用して売買基準を判断するのが良いでしょう。



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    最後に、2014年。

    *2014年の経済イベント:安倍内閣(自民党)、黒田バズーカ2(日銀)、米ドル104円(為替レート)、消費税増税8%、米国の大寒波

    2014年の一大イベントは、何と言っても消費税増税でしょう。しかも、2017年に消費税10%になるので、その時に、この年が参考になりそうです。

    順位 社名(コード) 株価/変化率 業務内容
    1 アドテック プラズマテクノロジー(6668) 1444/+749.4% 半導体・液晶関連
    2 日本通信(9424) 586/+480.8% 仮想移動体通信事業者
    3 朝日ラバー(5162)1753/+424.9% 工業用ゴム
    4 アサカ理研(5724) 2570/+422.4% 貴金属リサイクル
    5 ラオックス(8202) 246/+412.5% 家電量販店
    6 ディップ(2379) 4760/+347.2% ネット求人情報
    7 イデアインターナショナル(3140) 1774/+336.9% インテリア雑貨専門商社
    8 アオイ電子(6832) 5960/+330.0% 電子部品製造 
    9 神戸物産(3038) 9730/+323.2% 業務スーパー
    10 日本ギア工業(6356) 1350/+316.7% 歯車装置


    順位 社名(コード) 株価/変化率 業務内容
    1 エナリス(6079) 389/-78.0% 省エネ管理・電源開発
    2 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090) 1206円/-77.8% メタボローム解析
    3 アライドアーキテクツ(6081) 1025/-76.8% ソーシャルメディアマーケティング
    4 石山Gateway Holdings(7708) 45/-76.1% 自動車部品・電気製品製造
    5 ホットリンク(3680) 1132/-75.8% ソーシャルクラウドサービス
    6 オンコリスバイオファーマ(4588) 791/-75.3% 治療薬、検査薬の探索・開発
    7 JALCOホールディングス(6625) 99/-71.5% 中古遊技機器レンタル
    8 リブセンス(6054) 758/-70.7% 求人情報サイト運営
    9 シグマクシス(6088) 484/-69.9% 三菱商事系コンサルタント
    10 日本トリム(6788) 2547/-68.6% ウォーターヘルスケア

    参照:http://diamond.jp

    増税イベントがあったが、倹約っぽいのは、「アサカ理研」と「神戸物産」ぐらいで、半導体、インテリア、電子部品などの企業が騰がっていますから、景気動向は悪くない印象。

    求人サイトの「ディップ」の上昇、「リブセンス」の下落。これは象徴的な出来事。前者は、求人情報の掲載で料金発生、後者は仕事の成約により料金発生。「リブセンス」は、景気が良くなり、人手不足が顕著となり、それで成約率が悪くなり、業績が悪化したんでしたよね。だから、その視点から見ても、景気は良いと感じられる。

    IPO組のパフォーマンスが悪いですね。まあ、景気が良くなり、最初から期待値が高いので、その分、裏切られた反動が半端ないのでしょう。

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    次は、2013年。

    *2013年の経済イベント:安倍内閣(自民党)、量的・質的金融緩和(日銀)、米ドル96円(為替レート)、2020オリンピック・東京開催決定、デトロイト市財政破綻

    量的・質的金融緩和、通称「黒田バズーカ」が炸裂した年でした。

    順位 社名(コード) 株価/変化率 業務内容
    1 アドウェイズ(2489) 2925/1890% アフィリエイト広告
    2 日本マイクロニクス(6871) 5260/1827% 半導体機器、液晶ディスプレー向け検査装置
    3 UNITED(2497) 3160/1343% スマホゲーム
    4 フライト(3753) 1582/1068% 電子決済端末・アプリサービス
    5 ビリングシス(3623) 8000/1038% インターネット決済サービス
    6 アスカネット(2438) 6750/942% ネット活用個人写真集制作
    7 ITbook(3742) 484/826% 官公庁向けITコンサル
    8 ネットイヤーグループ(3622) 3160/778% ネットマーケティング支援
    9 ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765) 757/775% スマホゲーム
    10 コロプラ(3668) 2960/769% スマホゲーム
    11 メディアシーク(4824) 107500/767% 法人システムコンサル
    12 コムシード(3739) 665/765% スマホゲーム
    13 T&Cホールディングス(3832) 325/719% 医療機器製造販売
    14 ディディエ(3782) 373/639% 指紋認証ソフト・装置
    15 日本トリム(6788) 8120/599% ウォーターヘルスケア
    16 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576) 898/596% 三重大学発創薬ベンチャー
    17 ファンコミュニケーションズ(2461) 3130/596% アフィリエイト広告
    18 YAMATO(7853) 77/557% セキュリティUSBメモリ販売
    19 アイル(3854) 3040/547% 販売在庫管理システム
    20 インフォマート(2492) 1874/533% フード業界向けASPシステム

    参照:http://kabutan.jp

    しかし、「黒田バズーカ」が放たれたにもかかわらず、金融や不動産はランクインしていません。やはり、白川さんのバレンタイン効果の方が強かったのでしょう。まあ、景気の底上げ効果は絶大でしたけどね。

    「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の暴騰。なんと言っても、「パズル&ドラゴン」の大ヒットの効果でしょう。しつこいようですが、新商品・新サービスは、株価の上昇ファクター。

    「アドウェイズ」「ネットイヤーグループ」「メディアシーク」「コムシード」の上昇。これらはLINE関連ですよね。

    「パズドラ」や「LINE」の大ヒット。スマホやタブレットの普及が、ハード的側面からソフト的側面へ移行した、象徴的な年だったみたいです。

    パズル&ドラゴンズ(Puzzle & Dragons) [アプリ]

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    次は、2012年。

    *2012年の経済イベント:野田内閣(民主党)→安倍内閣(自民党)、インフレターゲット1%目標(日銀)、米ドル78円(為替レート)、山中伸弥ノーベル賞受賞、エルピーダメモリの経営破綻、コンプガチャ問題、QE3(FRB)

    野田政権から安倍政権に代わり、あのアベノミクスの始まりの年でした。

    「ブルームバーグ」も、「ヤフーファイナンス」も年間騰落率の発表をしなくなり、「株データインフォ」からデータを引っ張ってきた。しかも、上がった株だけの掲載。一貫性がなくて度々すんません。

    下がった株の掲載がない分、そのため上がった株の銘柄数を10追加。

    順位 社名(コード) 株価/変化率 業務内容 
    1 アイフル(8515) 292/440.74% 消費者ローン
    2 サンフロンティア不動産(8934) 不動産屋
    3 オリエントコーポレーション(8585) 326/365.71% オートローン
    4 クスリのアオキ(3398) 4675/254.7% ドラッグストア
    5 MonotaRO (3064) 1389/240.44% 製造業向けBtoBサイト 
    6 リニカル(2183) 769/212.6% 臨床試験受託業
    7 アプラスフィナンシャル (8589) 133/202.27% クレジットカード
    8 ネクスト(2120) 280/197.87% 不動産情報検索サイト
    9 日本カーバイド工業(4064) 306/173.21% 医薬品・電子材料向けファインケミカル
    10 トーセイ(8923) 507/157.36% 不動産屋
    11 水戸証券(8622)  246/156.25% 証券会社
    12 ランドビジネス(8944) 381/155.7% 不動産屋
    13 イトーキ(7972) 424/152.38% オフィス家具
    14 ピーエス三菱(1871) 556/149.32% PC橋梁
    15 光世証券(8617)  142/149.12% 証券会社
    16 エス・エム・エス(2175) 855/147.82% 介護・医療向け人材派遣
    17 ダイコク電機(6430) 1806/147.73% パチンコ関連
    18 タカキュー(8166) 319/141.66% 紳士服屋
    19 エンプラス(6961) 3860/141.25% LED関連
    20 日産東京販売ホールディングス(8291) 323/141.04% 日産系ディーラー

    参照:http://kabu-data.info

    その他金融、証券会社、不動産屋の上昇が目立つ。これらの業種の上昇は、アベノミクスや黒田バズーカのお蔭と言われていますが、白川さんのバレンタインの贈り物、インフレターゲット1%目標がキッカケだと思います。

    「ピーエス三菱」の上昇は、震災による復興需要。「エンプラス」の上昇は、震災により電力不足が発生、LEDを使用した節電需要。引き続き、震災需要が強い。

    「クスリのアオキ」や「タカキュー」の上昇は、不景気時の節約志向。後者は紳士服屋で、景気回復の時に浮上すると思われがちですが、ここは「イオン」と提携しているので、倹約色が強い。

    量的・質的金融緩和 政策の効果とリスクを検証する [単行本]

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