ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:行動経済学

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    1: 風吹けば名無し 2021/12/16(木) 20:21:18.17 ID:5Q4NXk41p
    そうなの?




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    本日は大江英樹『投資賢者の心理学』の書評。

    個人投資家がおちいる罠について行動経済学の観点から説いている本

    概要
    ・株式市場を行動経済学の観点から解説
    ・野村証券の営業マン
    ・ドルコスト平均法


    なぜ個人投資家が勝てないのかを、行動経済学を用いて説明している本です。
    それを具体例を使って分かり易く解説しております。

    著者の彼は悪名高い野村証券の営業マンでした。
    証券マン時代は個人投資家の相談を受けていました。
    その際に個人投資家と同様の過ちを繰り返していたそうです。
    それを不思議に思っていた時に行動経済学の本と出会い問題解決。
    あの過ちはそうだったのか!!と気づき書籍化したのがこの本です。



    個人投資家がおちいる罠にハマらないためにどうすれば良いのか?
    それはマイルールを作ることです。
    その具体的な例としてドルコスト平均法が挙げております。
    初心者はまずこれを使ってみて、自分なりにアレンジしていけば良いと思います。

    投資賢者の心理学 (日経ビジネス人文庫)
    大江 英樹
    日本経済新聞出版
    2018-01-06


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    セイラー教授の行動経済学入門
    リチャード・セイラー
    ダイヤモンド社
    2007-10-27


    ‘‘行動経済学’’とは、‘‘従来の経済学(すべての人が合理的に動くことが前提)’’では説明できない現象を解明するもの。この本は数多くの事例を使い、行動経済学についての説明を行なっている。同じ人が書いている『実践 行動経済学』より、競馬、ロト6、株式など、身近なテーマを扱っており分かり易かったです。

    この本を書いたリチャード・セイラー氏はノーベル賞を受賞した人で有名だが、「時価総額の小さい小型株のリターンが継続的に高い」「PBR(株価純資産倍率)が低い株式のリターンは高い」など、アノマリー研究でも有名な人物。

    例えば、毎月分配型ファンド。このファンドを‘‘従来の経済学’’で考えると、実際は損になり、あまり良い商品ではない。一方、これを‘‘行動経済学’’で説明すると、人間は将来の利益より、目先の利益を重視する行動をとる。そのため劣悪商品なのに、なぜか売れてしまう現象が起きている。

    この本を読んで思ったが、人間は目先の利益に騙される傾向があるのかなと。

    現在進行中のコロナショックで、FRBが果敢に何度も利下げを実行している。利下げをすると、国債より株式が有利になり、株価は上昇するはずなのに、実際は群集心理がはたらき暴落。

    このケースも将来の利益を考えずに、目先のことに翻弄されている現象。どこかで再帰性が起き、株価は是正される気がするけど、どうなんやろか?

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    経済は感情で動く : はじめての行動経済学
    マッテオ・モッテルリーニ
    紀伊國屋書店
    2008-04-20


    人間の行動は感情に左右される生き物で、必ずしも合理的な行動をとっていないという内容。それを実例やクイズ形式でわかりやすく解説した本。

    例を挙げると、「拾った1万円の価値」と「汗水たらして稼いだ1万円の価値」を比較した場合、合理的に考えれば価値は同じ。だが、感情が入り交じると後者になるという話。

    言われてみれば、確かに額面通りではないですよねw

    神経経済学にも触れていた。神経経済学とは、人間が感情的行動や合理的行動をするときに、脳がどういう反応をするのかを調べる学問。脳のメカニズムが着々と解明されているのかなと。

    あとは既に知っていたものが多かった。そのため、あまり目新しさはなかったです。

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