Aさん: こんばんは、Bさん!今日は株式会社ispaceの2026年3月期第2四半期決算について話し合いましょう。まずは良い点から見ていきましょうか。
Bさん: こんばんは、Aさん!良い点としては、売上高が前年同期比63.5%増の2,193百万円というのが目立ちますね。宇宙関連の事業が拡大している証拠だと思います。
Aさん: その通りです。また、売上総利益も382百万円に達しており、これは前年同期の204百万円からの大幅な改善です。しかし、営業利益は依然として損失で、−4,162百万円というのは懸念材料です。
Bさん: そうですね。売上は上がってきているものの、営業損失は前年よりも悪化しています。この損失の原因は、販売費や一般管理費が増加しているためです。特に、販売費及び一般管理費は4,545百万円に上昇していますね。
Aさん: さらに、経常損失も4,459百万円と、前年の5,790百万円から改善したとはいえ、依然として赤字経営が続いています。この状況は投資家にとって気になるところです。
Bさん: それに、純資産が前期末に比べて5,903百万円も減少しており、純資産はたったの1,103百万円になっています。自己資本比率は2.8%と非常に低く、財務状況に不安がありますね。
Aさん: しかし、ポジティブな点もあります。日本政府が宇宙関連分野への支援を強化していて、ispaceもプロジェクトの一環として47億円の助成金を見込んでいます。これは将来的な資金調達に大いに寄与するでしょう。
Bさん: もちろん、その支援が業績回復のカギになると思います。とはいえ、現状では収益化が進んでいないため、長期的な戦略が必要です。特に海外市場への展開や新技術の開発が焦点になるでしょう。
Aさん: じゃあ、結論として、ispaceは成長の余地があるものの、現状の損失や資本の低さからリスクが高い投資対象といえますね。意思決定には慎重になるべきでしょう。
Bさん: そうですね。投資を検討する際には、今後の政府支援やプロジェクトの進捗に注視しつつ、リスクを考慮して行動することが重要です。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 9348 | ispace | 月への物資輸送サービス | 宇宙開発関連 | 0.00倍 | 0.00% | 0.00% | 13.8倍 | 進捗率-%(2Q時点・赤字縮小) |




