中国のことを知ってから中国株はじめましょ!―現地のホンネを理佳センセイが教えてアゲル!
著者:柏木 理佳
販売元:かんき出版
発売日:2003-06
おすすめ度:
クチコミを見る
其の1 中国といえば「食べ物」でしょ!
・中国のお酒=紹興酒、中国のビール=青島ビール(0168)というイメージだが、今中国はワインがブーム。
・中国は、まったく別な産業が提携してしまうことが当たり前。
・中国株には農業銘柄がある
・中国は、漢方に対する信仰が強い。
其の2 中国でもハイテクはすごいんです
・中国は、ケータイのほうが固定電話より電波がいい。
・中国の若者が一番欲しいものは、パソコン。
・香港レッドチップは、パソコン銘柄の集まるマーケット。
・中国では、大学が大株主というケースが多々ある。
・中国は、家電商品のアフターサービスが半端なくイイ。
・中国のマスメディアは、閉鎖的。
其の3 中国の乗り物事情
・自転車をこいでいる人のほとんどは、中高年で、実は中国は、日本より高齢化社会がくる。
・自転車銘柄から選ぶなら、多角経営が成功しているかどうかがポイント。
・渋滞防止のために、中国では、車の購入には高いハードルが設けられている。
・中国では、ホンダ(7267)が人気。
・リニアモーターカーが実用化されようとしている一方で、昔ながらの電車も健在で、新旧が混在している。
・中国では、ナンバープレート制で車の台数の制限があるので、タクシーや車のリースの需要が高い。
・車社会に慣れていない人間と自転車が入り混じっている中国。
・中国は治安が悪い。
・以前は、航空業界ではアメリカ路線がドル箱だったが、今は、中国がドル箱路線になっている。
・中国の航空業界は、再編の話題でも事欠かない。
・中国の高速道路は、現在アメリカに次ぎ世界第二位。
・中国には、私たちが購入できる上場建設会社の銘柄はないが、その代わりに、高速道路銘柄というものがある。
・高速道路銘柄は、道路の管理、運営、建設、そしてその周辺の事業をおこなっている。
其の4 水・電気・石油! 中国のライフライン事情
・中国は、実は水のない国。
・3大プロジェクトとは、水・電気・ガスを中国全体で滞りなく使えるようにするインフラ事業のこと。水=南水北調、ガス=西気東輸、電気=西電東送。
・3大プロジェクトは、中国人には評判が悪い。
・石炭の豊富な中国では現在、輸出可能な液体の石炭や二酸化炭素の出ない石炭など、さまざまな研究を進めている。
其の5 中国の流行から株を占う
・短期に勝負するのが中国人式投資法。
・中国株は9割が個人投資家
・マンションがダメなら車、車がダメなら旅行。それが、中国のファッション。
・ビザが簡単に取れるようになり、旅行ブームが到来。
・住宅減税や住宅手当が、マンションブームに火をつけた。
・中国人が美容にかける金額は、2001年に6400億、2010年に1兆3000億円。
・一人っ子政策時代の今の子供たちは、この世で見たこともないほど甘やかされている。家政婦、子供用冷蔵庫はあたりまえ。
其の6 中国人という人々、中国という国家
・沿岸部と内陸部の貧富の差は、見るに見かねるほどひどい。
・欧米は、管理職の7割以上に中国現地の人を採用。
・日本は、現地のスタッフを採用するものの、管理職としては採用しない。
・日本人の評判があまりよろしくないのは背景としては、やはり太平洋戦争の影響があるようだ。
・日本と違って、中国は政治や政治家への関心が高い。
・中国の権力順位、1位が胡錦濤総書記、2位が全人代の呉邦国委員長、3位が国務院の温家宝、4位が政協の賈慶林。ただし、中国の場合は、軍の実権を握っている人が、事実上の最高実力者。それは、江沢民。
・中国人に人気のない職業は、農業・公務員。
・中国人に人気のある職業は、給料の高い外資系企業・インターネットなどの通信関連企業・ベンチャー企業・起業家。
感想
この本は、2003年に発行された本なので、中国の情報がちょっと古いかも。だが、コンセプトはいいと思う。中国株は、中国事情を知ってから、はじめるべきでしょ!
著者:柏木 理佳
販売元:かんき出版
発売日:2003-06
おすすめ度:
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其の1 中国といえば「食べ物」でしょ!
・中国のお酒=紹興酒、中国のビール=青島ビール(0168)というイメージだが、今中国はワインがブーム。
・中国は、まったく別な産業が提携してしまうことが当たり前。
・中国株には農業銘柄がある
・中国は、漢方に対する信仰が強い。
其の2 中国でもハイテクはすごいんです
・中国は、ケータイのほうが固定電話より電波がいい。
・中国の若者が一番欲しいものは、パソコン。
・香港レッドチップは、パソコン銘柄の集まるマーケット。
・中国では、大学が大株主というケースが多々ある。
・中国は、家電商品のアフターサービスが半端なくイイ。
・中国のマスメディアは、閉鎖的。
其の3 中国の乗り物事情
・自転車をこいでいる人のほとんどは、中高年で、実は中国は、日本より高齢化社会がくる。
・自転車銘柄から選ぶなら、多角経営が成功しているかどうかがポイント。
・渋滞防止のために、中国では、車の購入には高いハードルが設けられている。
・中国では、ホンダ(7267)が人気。
・リニアモーターカーが実用化されようとしている一方で、昔ながらの電車も健在で、新旧が混在している。
・中国では、ナンバープレート制で車の台数の制限があるので、タクシーや車のリースの需要が高い。
・車社会に慣れていない人間と自転車が入り混じっている中国。
・中国は治安が悪い。
・以前は、航空業界ではアメリカ路線がドル箱だったが、今は、中国がドル箱路線になっている。
・中国の航空業界は、再編の話題でも事欠かない。
・中国の高速道路は、現在アメリカに次ぎ世界第二位。
・中国には、私たちが購入できる上場建設会社の銘柄はないが、その代わりに、高速道路銘柄というものがある。
・高速道路銘柄は、道路の管理、運営、建設、そしてその周辺の事業をおこなっている。
其の4 水・電気・石油! 中国のライフライン事情
・中国は、実は水のない国。
・3大プロジェクトとは、水・電気・ガスを中国全体で滞りなく使えるようにするインフラ事業のこと。水=南水北調、ガス=西気東輸、電気=西電東送。
・3大プロジェクトは、中国人には評判が悪い。
・石炭の豊富な中国では現在、輸出可能な液体の石炭や二酸化炭素の出ない石炭など、さまざまな研究を進めている。
其の5 中国の流行から株を占う
・短期に勝負するのが中国人式投資法。
・中国株は9割が個人投資家
・マンションがダメなら車、車がダメなら旅行。それが、中国のファッション。
・ビザが簡単に取れるようになり、旅行ブームが到来。
・住宅減税や住宅手当が、マンションブームに火をつけた。
・中国人が美容にかける金額は、2001年に6400億、2010年に1兆3000億円。
・一人っ子政策時代の今の子供たちは、この世で見たこともないほど甘やかされている。家政婦、子供用冷蔵庫はあたりまえ。
其の6 中国人という人々、中国という国家
・沿岸部と内陸部の貧富の差は、見るに見かねるほどひどい。
・欧米は、管理職の7割以上に中国現地の人を採用。
・日本は、現地のスタッフを採用するものの、管理職としては採用しない。
・日本人の評判があまりよろしくないのは背景としては、やはり太平洋戦争の影響があるようだ。
・日本と違って、中国は政治や政治家への関心が高い。
・中国の権力順位、1位が胡錦濤総書記、2位が全人代の呉邦国委員長、3位が国務院の温家宝、4位が政協の賈慶林。ただし、中国の場合は、軍の実権を握っている人が、事実上の最高実力者。それは、江沢民。
・中国人に人気のない職業は、農業・公務員。
・中国人に人気のある職業は、給料の高い外資系企業・インターネットなどの通信関連企業・ベンチャー企業・起業家。
感想
この本は、2003年に発行された本なので、中国の情報がちょっと古いかも。だが、コンセプトはいいと思う。中国株は、中国事情を知ってから、はじめるべきでしょ!
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