
2019/05/24に、東武バンケットホール上尾(埼玉・上尾市宮本町)で開催された「スーパーバリュー」の株主総会に行ってまいりました。本日はこれについてのご報告。
定刻10時に株主総会がスタート。監査法人の監査報告が行われた後、業績などの報告事項は映像とナレーションで説明。取締役5名選任の件などの決議事項は、社長が口頭で説明。
そして質疑応答。
Q:営業時間を短縮したのに、なぜ戻したのか?
A:働き方改革の一環として、営業時間を短縮。当初の予想では一時的に売上が落ちるが、すぐに戻ってくること想定。しかし、なかなか回復せず。
それに加え、共働き世帯のお客様から営業時間を戻してくれとの要望が多数。そのため、営業時間を元に戻した。
Q:広告では香川産になっていたのに、スーパーに行ったら青森産だった件
A:産地表示が違うのは誠に恥ずかしい。しかも従業員でなくお客様に指摘されることは遺憾。
加工、パック、陳列の三度に渡ってチェックを行っている。この工程を徹底できなかったことを反省。今後は、この三重チェックを強化・徹底していく。
Q:当期は大幅赤字なのに、なぜ経営者が報酬カットなどの責任を取らないのか?
A:当期の惨憺たる結果を真摯に受け止め、今期は売上・客数を増やすための様々な施策を打っていく。それにより3・4月の月次では、早くも売上が回復している。
今期の成績が振るわなかったら、けじめを取り報酬カットを行なう。
Q:岩槻の卸売センターの存在意義
A:卸売センター&物流センター。
『アピタ』の跡地に、「ドンキホーテ」が進出する予定だった。この対抗策として、当社が卸売センターとして進出すると表明。それにより、この場所を獲得する。
この跡地は物流センターとして考えていた。しかし、条例に縛りがあり、物流センターだけの運営はダメで、何かを販売しなければならなかった。そこで卸売センターがいいと考えた。
業者向けの店舗は認知されるまで、時間がかかることを聞いていて、ある程度覚悟はしていた。案の定、なかなか根付かず。現在は、テナントを入れたり、一般ファミリー向けの商品を入れたり、コンシューマ向けにカスタマイズしている。
Q:東所沢店の撤退理由
A:倒産した「ジャパンホームセンター」の跡地を破格の賃料でゲット。300坪で運営しにくい店舗。
出店当初は良かったがジリ下がり。4度改装したものの、改装効果は持続せず。
それに加え、近隣に新しいパイパス道路が開通予定。これにより交通の流れが変わると考え、前倒しでクローズ。
Q:上尾愛宕店の近くに「イオンモール」が出来るが、それに対抗する策は?
A:八王子高尾店のパターンと類似。近くに「ダイワハウス」系のショッピングセンター『イーアス』が出店。ここはホームセンターの分野が弱かった。そこでホームセンター部門を強化。出店当初は売上が下がったもののジリジリと回復。
「イオンモール」もホームセンターの分野が弱い。そのため、八王子高尾店での経験が生きる。
質疑応答が終わり、決議事項の採決が行なわれ、株主総会が終了。
第01話「上尾の肩ロースカツ定食」 [Prime Video]

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