本日は「橘玲の中国私論」の紹介。

橘玲独自の切り口で中国論が進んでいく書籍。

概要
・中国の概観が把握できる本。
・これを読んで私が感じた中国概観
・中国10大鬼城観光


タイトルのとおり、橘玲の主観が入った中国論が展開されている。
主観が入ったとは言え、中国共産党員が監修した書籍よりはマシだと思いますw
中国共産党員が介在していない。
そのため真実に近いのかなと感じます。

これを読んで私が感じた中国概観は以下のとおり。

・公務員が無敵の国
・グワシンという縁故社会が色濃い
・少数民族のほうが漢民族よりむしろ優遇されている社会
・当局が金利を低く抑え込み、それがシャドーバンクを生み出している

この中で恐ろしいと思ったのはシャドーバンクです。
当局が金利を低く抑え込むと、資金を貸せない会社が発生します。
資金を貸せない会社に融通するのがシャドーバンクの役目になります。
シャドーバンクが貸す会社には、優良会社もあれば、カスみたいな会社もあります。
それを混ぜこぜにして10%以上の債権として、銀行で売り出しているみたいです。
これ絶対ヤバいでしょwww




中国10大鬼城観光という巻頭カラーで開始。
廃墟マニアの必読書?と見間違えたかと思いました。
中国は計画経済で高層アパートを建設。
計画通りに住人が集まらずゴーストタウンになっている地域が数多くあるみたいです。
廃墟マニアが読んでも損のない仕様にもなっている。
私もこれを見て中国に、ちょっと行ってみたくなりました。



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