

本日は坪尻駅に立ち寄りました。
こちらは、東京駅から特急「南風」などで5時間ほどの距離に位置します。


谷底にひっそりと佇む秘境の駅です。

駅の待合室に足を踏み入れると、坪尻駅の歴史が垣間見えます。
かつては学生や野菜販売しに街に行く人々で賑わっていたとか。
だがモータリゼーションにより道路網が整備されました。
そして坪尻駅は衰退の一途を辿りました。

待合室には地震災害への対策が掲示されています。
万が一の際に備え、どのように行動すべきかが示されています。
正直言って、この場所で地震に遭遇したら生き残れる自信がないですw



スズメバチ、マムシ、イノシシに注意に恐怖を覚える。
だが昔は、これらの生き物たちと共存していたんですよね。
平和ボケした自分が恥ずかしいです。


マムシに怯えながら周辺を散策しました。
地面がジメジメ湿っていることを感じました。
この環境はマムシにとって大好物で存在してもおかしくないです。

そして、踏切を渡ると、廃墟と化した雑貨店が目に飛び込んできました。
ここが、かつて四国連続強盗殺人事件の犯人が、お菓子と現金2000円を奪った場所だというのです。
昭和38年当時の100円が、現在の価値で3,000円に相当する計算になります。
その2000円は当時ではなんと現在の6万円の金額に匹敵します。
事件が発生した雑貨商が今も廃墟として残る姿を目にすると、複雑な感情がこみ上げてきます。

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