以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。

良い点
1.市場の高水準維持:
ゲーム業界全体として市場規模が国内外で高水準を維持していることは、今後の成長の可能性を示唆しています。

2.インバウンドの増加:
インバウンドの増加により、デフレ脱却の動きが進んでいることは、経済全体にとってプラスの要因です。

3.新規受注活動の推進:
デジタルエンタテインメント事業での新規受注活動が精力的に行われており、今後の業績回復に向けた取り組みが見られます。

4.非ゲーム分野での事業拡大:
SI事業での教育関連システム開発など、非ゲーム分野での事業拡大が進んでいることは、リスク分散につながります。

5.AI技術への期待:
AI技術の活用に向けた取り組みが進んでおり、将来的な技術革新に対する準備が整っています。

悪い点
1.初の赤字決算:
営業損失や経常損失が発生し、会社設立以来初の赤字決算となったことは、経営上の大きな課題です。

2.開発案件の中止や失注:
複数の開発案件が中止や失注となり、売上の逸失や開発人員の稼働低下が発生していることは、業績に悪影響を及ぼしています。

3.為替レートの影響:
円安による輸入コストの上昇が物価上昇を招き、経営環境に不確実性をもたらしています。

4.キャッシュ・フローの悪化:
営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に減少しており、資金繰りに課題があります。

5.市場の競争激化:
国内のスマートフォンゲーム市場が成熟し、競争が激しい状況が続いているため、新規コンテンツの開発に慎重な姿勢が求められています。

これらの点を考慮し、今後の投資戦略を検討することが重要です。

証券コード	社名	業種	関連銘柄	PER	配当利回り	ROE	PSR	達成率
4728	トーセ	ゲーム受託開発	ゲーム関連	29.9倍	3.95％	2.64％	0.85倍	達成率-％(４Ｑ時点・赤字転落)

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