以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



良い点
1.経済の回復基調:
雇用・所得環境の改善により、国内経済が緩やかに回復していること。

2.受注高と売上高の増加:
受注高が前年同期比17.3％増、売上高が11.9％増と、業績が順調に伸びていること。

3.利益の大幅な増加:
営業利益が前年同期比140.4％増、経常利益が115.8％増、純利益が112.8％増と、利益が大幅に増加していること。

4.セグメント別の成長:
特に火災報知設備や消火設備の売上高と営業利益が大幅に増加していること。



5.価格改定の成功:
原材料価格の上昇にもかかわらず、計画的な価格改定が功を奏し、売上原価率が改善したこと。

悪い点
1.海外景気の不透明感:
海外景気の下振れリスクや物価上昇、金融資本市場の変動の影響により、先行きが不透明であること。

2.コスト上昇の懸念:
原材料等のコスト上昇や時間外労働の上限規制の影響に注視が必要な状況が続いていること。

3.総資産の減少:
総資産が前年度末に比べ8,872百万円減少していること。

4.負債と純資産の減少:
負債が5,997百万円減少、純資産が2,875百万円減少していること。

5.建設業界の影響:
売上高が建設業界の影響を受けやすく、特に第４四半期に集中する傾向があるため、業績の変動が大きくなる可能性があること。

これらの点を考慮し、今後の投資戦略を検討することが重要です。

証券コード	社名	業種	関連銘柄	PER	配当利回り	ROE	PSR	達成率
6744	能美防災	防災・火災報知設備	防災関連	21.3倍	1.97％	7.19％	1.55倍	進捗率26.5％(２Ｑ時点)

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