まずは、昨年12月の出来事を振り返ります。

・マイナス金利解除観測でリート関連が弱かった
・マイナス金利解除観測で銀行株が強かった


昨年は、マイナス金利解除観測がリート関連株にとって逆風となり、弱い動きが目立ちました。
今年も同様に、利上げ懸念が続く中でリート関連株は引き続き軟調な展開となっています。

また、昨年は銀行株がマイナス金利解除観測を追い風に強い動きを見せました。
だが今年は利上げ局面で追い風にもかかわらず、銀行株の動きは目立っていません。

次に、12月に予定されるイベントは以下の通りです。


・東京ビッグサイトにて「コミックマーケット105」が開催
・熊本県菊陽町にあるJASMの半導体工場「TSMC熊本工場」稼働開始
・海上自衛隊「もがみ型」護衛艦7番艦(名称未定)が就役


半導体関連株については、今年前半に大きく上昇した反動もあり、後半はやや伸び悩む展開となりました。
一方、防衛関連株は、ウクライナ侵攻や防衛費増額の影響を受けて業績が好調であり、株価も堅調に推移しています。

今年も残り1カ月となりましたが、来年の相場はどのような展開になるのでしょうか。
引き続き、金利動向や地政学的リスク、さらには新たな成長分野への注目が重要となりそうです。

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