最近、ディフェンシブ銘柄と呼ばれる株が新安値を更新する動きが目立っています。
少し前まではディフェンシブ銘柄が強く、新高値を更新していた状況が嘘のようです。
当時は景気の減速が懸念され、利下げ期待が高まっていました。
そのため、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄が買われていたのです。



しかし、ここにきて景気指標が良好な結果を示し、利上げ期待が後退しました。
その影響で債券市場の利回りが5%にまで上昇しています。
ディフェンシブ銘柄は比較的高い利回りを持つものの、株価には変動リスクがあります。
そのため、変動リスクのあるディフェンシブ銘柄が売られ、変動リスクのない国債が買われる動きが強まっています。

この結果、ディフェンシブ銘柄が新安値を付ける状況となっています。



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