以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



良い点
1.売上高の大幅増加
・売上高が前年同期比で43.0%増の285億4百万円に達し、高い成長を記録。

2.営業利益の大幅増加
・営業利益が前年同期比64.1%増の60億33百万円と、収益性が向上。

3.利益剰余金の増加
・利益剰余金が131億65百万円から170億96百万円に増加し、財務健全性が高まった。

4.電子機器事業の好調
・スマート遊技機用ユニットや新紙幣対応紙幣識別機の需要増加により、売上高および利益が堅調。

5.自己資本比率の向上
・自己資本比率が53.4%から59.8%に改善し、財務体質の強化が進展。

悪い点
1.スポーツ事業の利益低迷
・円安による原材料高騰や販促費用の増大で、利益が低調に推移。



2.中小規模事業の成長課題
・モバイルオーダーシステム「CHUUMO」など、一部のシステムソリューションが低調。

3.対応課題の発生
・キャッシュレス対応やシステム開発遅延が、今後の収益力に影響する可能性。

4.不動産事業の一時的売上減少
・収益用賃貸物件の建替えによる売上の一時減少。

5.外部影響への懸念
・為替差損や国際的な原材料価格の影響を強く受ける状況が継続中。

2025年3月期第3四半期は、売上高や利益が大幅に増加し、特に電子機器事業が業績を牽引しました。
一方で、スポーツ事業の収益性低迷や一部開発の遅れといった課題も見られます。
全体としては堅調な成長を遂げつつ、特定分野での改善が今後の鍵となります。

証券コード	社名	業種	関連銘柄	PER	配当利回り	ROE	PSR	進捗率
7991	マミヤ・オーピー	パチンコ周辺機器	カジノ関連	3.62倍	5.56％	20.8％	0.62倍	進捗率94.1％(３Ｑ時点)

タグ ：

#マミヤ・オーピー