以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



良い点
1.遊技機市場の動向
・スマートパチスロ機の設置シェア拡大や、「スマスロ 鬼武者3」などヒット機種の登場による業界全体の活性化が期待できる状況。

https://www.youtube.com/watch?v=qjeV4vF7c90


2.統合型リゾート(IR)事業の来場者数増加
・「オカダ・マニラ」への来訪者が増加。特に非ゲーミング事業が堅調に推移。

3.地域観光分野の安定成長
・フィリピン国内のインバウンド観光が続伸しており、集客基盤の強化。

4.自己資本比率の堅持
・自己資本比率約58.4%と相対的に安定しており、財務基盤の一部が健全と評価可能。

5.新規事業展開・オンラインゲーミング
・オンラインゲーミングなど新たな収益源を開発し始めた点。

悪い点
1.売上高と利益の大幅減少
・売上高約29.4%減、営業利益90.1%減、純損失約15,569百万円と厳しい業績悪化。

2.遊技機試験適合率の低迷
・製品の型式試験適合率が低く、新機種販売が計画より遅延。

3.VIP客数の減少
・カジノ市場でのVIP客減少が「統合型リゾート(IR)事業」に悪影響。

4.キャッシュフローの悪化
・営業キャッシュフロー減少(28,017百万円→1,518百万円)。

5.財務負担増加
・社債発行や借入で負債が増加、有利子負債の圧迫を受けている。

2024年12月期は、売上高や利益の大幅な減少、新機種販売の遅れなど厳しい結果となりました。
一方で、スマートパチスロの市場拡大や「オカダ・マニラ」への来場者増加、オンラインゲーミングの取り組みなど、将来に向けたポジティブな材料も見られます。
財務構造や事業戦略の見直しが急務といえるでしょう。

証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
6425 ユニバーサルエンターテインメント パチスロ機製造 カジノ関連 0.00倍 2.52% 0.00% 0.75倍 進捗率-%(4Q時点・赤字転落)


鬼武者 - PS4
カプコン
2018-12-20


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