2024/12/19にホテルエミシア東京立川(東京都立川市曙町)で日本ファルコム<7585>の株主総会が開催されました。
今回は現地に行って参りました。
本レポートでは、特に注目すべき質疑応答の内容と私の所感をお伝えします。

まずはお土産コーナーになります。
新型コロナを境にお土産を貰える企業が少なくなりました。
その中でも毎年何かしらお土産をくださるレアな企業です。

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Q:亡くなられた加藤正幸会長の役割とその引き継ぎ
A:業務としては販売、広報、音楽関係の事業を担当。
一人が引き継ぐのは難しいので分担しながら引き継ぐ。

Q:亡くなられた加藤正幸会長の保有株について
A:現在のところ申し上げることはできない。
決まり次第リリースします。

Q:加藤正幸会長の議決権はどう扱われますか?
A:加藤正幸会長が個人で保有していた株の議決権行使は行いません。

株主総会開催日の4日前にお亡くなりになりました。
招集通知には会長として就任予定でした。
人間いつ亡くなるか分からないです。

この会場は「わらべや日洋」の総会の時に来た覚えがあります。
8年前より会場が広くなり、訪れる人が多かった印象がしました。
やはり創業者が亡くなった影響なのでしょうか。





Q:発売タイトルのペースについて
A:外注を使うことで、グラフィックなどの効率を上げている。
なるべく完全新作のペースを落とさないようにしている。

Q:会社の将来の規模感について、5年後の状況をどう考えていますか?
A:タイトル数を増やしたいと思っています。
現在は年1本の最新作を、いずれは年1.5〜2本を定期的に出せる体制にしたいです。
そのためには開発人員を増やす必要があり、マネジメントできる人材の育成が重要です。

開発体制の不備が課題だと感じました。
新作は自社で開発し、リメイク作は外注して、発売本数を増えせばいいのにと思いました。
やはり創業者に気を遣って、思うように出来なかったのでしょうか。
不謹慎かもしれないが、創業者がいなくなり、経営に自由度が出ることに期待したいです。



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