本日は釧路駅に来ています。
函館駅から特急「北斗」で約10時間の距離に位置しています。
散策の前に腹ごしらえです。釧路駅で引田屋のいわしのほっかぶり弁当を購入しました。
駅弁だけあって、味は安定していました。
冷めても美味しく、量も適度で満足です。
サバ寿司のいわしバージョンで、酢の風味が効いていて美味しかったです。
店舗での食事は数千円が普通ですが、駅弁は手頃な価格で、ご当地の味を気軽に楽しむことができるのが良いですね。
徒歩約10分で末広町商店街に到着しました。
この地域は、近くに海があり、漁港として栄えた場所です。
海鳥の鳴き声が街に響いていました。
北海道で有名な地元のコンビニ「セイコーマート」。
こちらは北海道の各地でよく見かけるコンビニです。
ただ駅近のコンビニでは「セブンイレブン」が多い印象を受けました。
末広町商店街周辺を巡ると、ここ釧路が、「ろばた焼き」や「つぶ焼き」、そして「ザンギ」といった名物で知られていることが分かります。
漁港に近い場所だからか、魚介を使った名物が多い印象です。
スナックやバー、キャバクラなどが立ち並ぶ、いわゆる怪しげなゾーン。
こういった場所を通ると、いつもドキドキします。
散策していると、廃墟スポット「ショッピングセンターKute」に遭遇しました。
釧路駅について下調べをせずに来たので驚きました。
以前は「丸三鶴屋 釧路店」だった建物です。
1996年に丸井今井に買収され、店名が変更されましたが、2006年に経営難に陥り、「丸井今井 釧路店」が閉鎖。
その後、「ショッピングセンターKute」として再開を目指しましたが、テナントが集まらず、結局オープンすることなく廃墟化しました。
隣の建物では、リニューアル工事か補強工事が行われている様子。
それとも再建の計画があるのでしょうか。
ショッピングセンターKuteの向かい側では、ゲームセンター「ムーン」が閉店し、廃墟と化しています。
人知れず閉店したゲームセンターです。
当時の様子を検索で調べてみましたがヒットせず、周辺にあるフィッシャーマンズワーフMOOのゲームコーナーしか情報は得られませんでした。
釧路市は鉱山や漁港で栄えた町ですが、これらの産業が衰退し、街も衰退してしまいました。
駅から離れ不便で、テナントも集まらない状況で、廃墟化してしまったのです。
「ショッピングセンターKute」にある親子の銅像が悲しげに映ります。
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