A: おはよう、Bさん!トレジャー・ファクトリーの2026年2月期第2四半期決算を見ましたか?

B: おはよう、Aさん!はい、見ました。売上高は22,453百万円で前年同期比14.5%増、営業利益も1,919百万円で10.0%増加したのは良いニュースですね。

A: その通りです。ただ、やはり気になる点もありますよ。昨年同時期の営業利益が前年の20.5%増から10.0%増と、増加率が減少しています。成長のペースが鈍化している可能性がありますね。

B: 確かにそれは気になりますね。しかし、リユース事業が特に好調で、衣料品の需要が伸びており、カテゴリー平均で19.5%増加したのは良い兆候です。また、EC販売も19.7%増と堅調ですし。

A: そうそう。そして新規出店も活発で、直営店が18店舗、FC店が2店舗出店していて、成長戦略が進んでいるのは評価できます。しかし、仕入コストが前年同期比21.8%増加しているため、利益率に影響が出る可能性があります。

B: それは確かに心配ですね。また、営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期の1,256百万円から329百万円に減少しているのも気になります。この点が悪化しているのは要注意です。

A: その通りです。加えて、今後無人ドレスレンタル事業「Empty Dressy」を譲受する予定ですが、新しいビジネスモデルへのシナジーが期待できる一方で、実現が難しい場合のリスクもあります。


B: 結局、現在の状況を見ると、トレジャー・ファクトリーの持つリユース市場での強固な競争力は維持していますが、コスト管理や新事業の成否に注視する必要がありますね。

A: その通りです。結論としては、短期的には安定した成長が見込まれるものの、リスク要因もあるため、投資対象としては慎重に判断する必要があるでしょう。

証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
3093 トレジャー・ファクトリー リサイクルショップ リユース関連 12.8倍 2.36% 28.6% 0.94倍 進捗率44.1%(2Q時点)




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