Aさん:最近、光フードサービス社の2025年11月期第3四半期決算をチェックしたんだけど、どう思う?良い点と悪い点がはっきりしているよね。

Bさん:そうですね!まず良い点としては、売上高が前年同期比で11.5%増の2,139百万円になったことです。インバウンド需要の拡大や出店の拡大が影響していると思います。

Aさん:確かに、店舗数を66店舗まで増やしているし、新業態「立喰焼肉 大黒」もオープンしているね。これがブランド認知度の向上に繋がっているのは良い兆候だね。


Bさん:ただ、営業利益は176百万円で、前年よりも0.7%の減少。これが気になりますね。売上が増えたにもかかわらず、粗利益の圧迫が影響しているかもしれません。

Aさん:その通りだね。売上原価も増加しているから、コスト管理が課題になっているのかもしれない。経常利益は10.7%増の172百万円だけど、営業利益が減少するのは気になるところだね。

Bさん:加えて、四半期純利益は31.3%増の117百万円とはいえ、利益の内部から成長することが求められる。自己資本比率も50.5%に落ちているし、財務基盤にも注意が必要だよ。

Aさん:確かに、負債も増加しているし、流動負債が569百万円と高いままとなっている。ただ、流動資産は増加しているから、まだ余裕はありそうだけど。

Bさん:事業の成長には魅力を感じる一方で、コスト管理や利益の向上が今後の課題ですね。それに、原材料価格が高騰している影響もあるから、今後の収益に影響が出る可能性もある。

Aさん:結局、今の状況は成長の兆しがありながらも、利益面では懸念材料もあるということか。投資対象としては成長性を評価しつつ、財務状況や利益率の改善を見守る必要があるね。

Bさん:そうですね。投資はポテンシャルを考慮しつつ、リスクも考慮して判断するのが賢明かもしれません。今後の動向に注目したいですね。

証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
138A 光フードサービス 居酒屋チェーン おひとりさま関連 26.9倍 1.39% 12.4% 1.11倍 進捗率75.1%(3Q時点)


会社四季報プロ500 2025年 秋号
東洋経済新報社
2025-09-18


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