Aさん:今回の不動テトラの2026年3月期第2四半期の連結決算データについて、業績はどうだったんですか?
Bさん:全体としてポジティブな要素と課題が両方見えてきます。まず良い点として、受注高が前年から増加し続けており、特に主力の地盤改良事業が31,261百万円と前年同期比で24%ほど成長しています。また、売上高も37,299百万円と前年同期(2025年3月期第2四半期)の29,815百万円から大きく増加しました。こういった売上高・受注高の増加は、当社の事業基盤が着実に強化されていることを示しています。
Aさん:そうですね。特に地盤改良事業は売上総利益率も21.0%とさらに改善していますね。一方、課題もありますか?
Bさん:はい、土木事業の売上総利益率が10.1%と、前年同期の11.2%からやや低下しています。さらに、ブロック事業も苦戦しており、売上総利益率が36.1%から41.0%に改善したものの、赤字(営業損益▲88百万円)は継続しています。このセグメント全体での低収益性が、地盤改良事業での好調な数値により隠されている印象です。
Aさん:そのほか、財務状況についてはどうでしょうか?
Bさん:財務体質については悪化を懸念する点もあります。有利子負債が前年同期比で増加し6,362百万円となっており、財務の健全性を示す自己資本比率もやや増加していますが、依然として数値は少し不安定です。また、現金および現金同等物が減少している点も留意が必要です。ただし、営業キャッシュフローがプラス3,014百万円と改善傾向にある点は評価できますね。
Aさん:なるほど、全体的な印象として、投資対象としてはどう評価されますか?
Bさん:地盤改良事業を主力とする成長性には期待が持てますが、財務の不安定さや一部セグメント(特にブロック事業)の低迷が課題です。よって、比較的保守的な投資スタンスを取るのが妥当と感じます。業績の安定化や改善が見られた際に改めて検討するのが良いかもしれませんね。
Aさん:なるほど、参考になりました!
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 1813 | 不動テトラ | 地盤改良工事 | 地震対策関連 | 19.3倍 | 2.45% | 6.57% | 1.37倍 | 進捗率55.2%(2Q時点) |


コメント
コメントする