A: おはよう、Bさん!清水銀行の2026年3月期第3四半期決算が発表されましたね。どう思いますか?

B: おはよう、Aさん!決算の内容は好調ですね。特に経常収益が24,706百万円で前年同期比15.4%増、経常利益も3,232百万円で43.3%増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益も2,380百万円で32.2%の増加ですから、全体的に良い流れですね。

A: その通りです。特に貸出金利息が増加したことが収益を押し上げた大きな要因ですね。地域に密着した営業が功を奏しているようです。預金も前年同期比で377億円増加し、安定した資金基盤が築かれている点も強みです。

B: ですが、経常費用も増加していて214億73百万円と前年同期比23億16百万円の増加です。特に資金調達費用がかなり上昇しているのが気になります。この影響で利益が圧迫されるリスクがありますね。

A: 確かに、資金調達費用の増加は注意が必要です。預金利息が大きく増えている点も挙げられますから、今後の利息収支をどう管理するかが重要ですね。また、自己資本比率が4.3%と低めなのも気になるところです。約4%という数字は、金融機関としては十分ではないかもしれません。

B: その点、融資も積極的に行っているようで、貸出金は前年同期比で35億円増加しています。この成長も、適切にリスク管理ができていればプラス要因となるでしょう。ただし、地域経済に依存する部分があるため、経済の変動に対する感受性も高いですね。

A: 全体的には、業績回復の兆しが見えてきたという印象がありますが、リスクも伴いますね。為替規模や地域経済の変動、また資金調達コストの変動が将来的にどう影響するかはしっかりウォッチしてください。

B: なるほど。それを見据えると、清水銀行は短期的には魅力的な投資対象かもしれませんが、リスク管理や経済動向には注意が必要ですね。これらの要因を踏まえて、投資判断を行うのが良いでしょう。

A: そうですね。現在の好業績を持続させるためには、適切なリスク管理が求められます。特に金融業界は外部環境の影響を受けやすいので、慎重な姿勢が大切です。全体としては明るい兆しが見えるものの、注意が必要というのが結論としては妥当かもしれませんね。

証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
8364 清水銀行 静岡の地場銀行 金利上昇メリット関連 15.8倍 2.14% 2.60% 1.11倍 進捗率129.3%(3Q時点)


消える地銀 生き残る地銀
野崎 浩成
日本経済新聞出版
2020-09-09


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