Bさん:「ロクの決算が『記録的だった』と話題ですが、具体的に何が良かったんですか?」
Aさん:「一番のポイントは、単なる『テレビの端末機器(デバイス)』を売る会社から、『巨大な広告プラットフォーム』への脱皮が完全に成功したことだね。売上の約9割を占める『プラットフォーム部門』が前年比18%も伸びて、ついに純利益も黒字化したんだ。」
Bさん:「デバイスよりも、画面上の広告や手数料で稼いでいるんですね。」
Aさん:「そう。特に今回はAIを使った広告配信の効率化が効いた。ユーザーが次に何を見たいかをAIが予測して表示することで、広告主にとっての価値が上がったんだ。さらに、Amazonの広告システム(DSP)との連携を深めたことで、ロクの画面上で買い物をする人が増え、広告収入が爆発したのが良い点だね。」
Bさん:「絶好調じゃないですか! 逆に悪い点や不安なところはありますか?」
Aさん:「デバイス販売(ハードウェア)部門だね。ここは依然として利益が出ておらず、むしろ普及させるためのコスト(赤字)に近い状態が続いている。また、ストリーミング市場はNetflixやYouTube、そしてAmazonとの激しい『視聴時間の奪い合い』の中にある。今は世帯数が9,000万を超えて伸びているけれど、北米市場が飽和した後に、海外で同じように稼げるかはまだ未知数だよ。」
Bさん:「なるほど、中身は広告会社だけど、土台となるユーザー獲得競争は激しいんですね。結局、今から投資するのはアリなんですか?」
Aさん:「結論から言うと、『テレビ広告の主役交代』という大きな流れに賭けるなら、かなり魅力的な投資先になったと言えるね。今回の黒字化で『ただ赤字を垂れ流す成長株』というステージは卒業したんだ。」
Bさん:「黒字化したっていうのは、安心材料として大きいですね。」
Aさん:「そうだね。特に2028年までに年間10億ドルのキャッシュを生むという目標が現実味を帯びてきた。ただ、注意点もある。ロクは景気に敏感な『広告事業』が柱だから、景気が悪くなると真っ先に株価が調整されやすいんだ。」
Bさん:「じゃあ、一気に買うのは怖いですね……。」
Aさん:「その通り。一気に買うよりは、『押し目(株価が下がったタイミング)』を狙ったり、積立感覚で分散して入るのが賢明だろうね。北米での圧倒的なシェアと、Amazonとの提携という強力な武器があるから、数年単位の中長期で持てるなら面白い銘柄だと思うよ。」
Bさん:「『テレビの基本ソフトの覇者』になるのを応援するイメージですね。少しずつチェックしてみます!」
| ティッカーシンボル | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | トピックス | PER | 配当利回り | ROE | PSR |
| ROKU | Roku, Inc. | スマートTVプラットフォーム | 動画配信関連 | 「テレビの端末機器(デバイス)」を売る会社から「巨大な広告プラットフォーム」への脱皮(4Q) | 152.6倍 | 0.00% | 0.00% | 2.70倍 |
*直近の決算が売上10%以上成長の企業を掲載


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