ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    カテゴリ: 株主総会

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    2024/11/28にUSEN−NEXT HOLDINGS本社(東京・品川区上大崎)で開催されたUSEN−NEXT HOLDINGS<9418>の株主総会が開催されました。
    それをオンラインで視聴。
    その個人的な感想をレポートします。



    まずは招集通知に記載されている文言からの引用になります。

    店舗サービス事業におけるDXサービス導入に向けたインフラサービスとして販売を注力・・・
    業務用システム事業は、2024年7月の新紙幣発行に伴う自動精算機の入替需要により、業績が大幅に伸長いたしました。

    USEN-NEXT HOLDINGSは、動画配信サービス「U-NEXT」で広く知られています。
    だがリテール向けのサービス展開も行っています。
    DX(デジタルトランスフォーメーション)関連や新紙幣対応といったテーマを持っている点が興味深いです。

    次に気になった質疑応答の感想になります。

    Q:夏野剛氏から一言(サイバー攻撃への対応策)
    A:どの企業もサイバー攻撃の危険に晒されています。
    サイバー攻撃を完全に防ぐことは不可能です。
    そのため、重要なのはサイバー攻撃を受けるリスクを可能な限り減らすことに尽きます。

    社外取締役として夏野剛氏がいることから、サイバー攻撃に関する質問が出るだろうと予想していました。
    やはりその通りでした。
    夏野氏はKADOKAWAでサイバー攻撃を受けた経験を持つため、こうした知見がUSEN-NEXTにとって心強いと感じました。

    Q:スポーツコンテンツの今後の展望
    A:2年前からライブスポーツの拡充に努めている。
    格闘技、ゴルフ、サッカーなどを優先順位に基づき選別。

    スポーツコンテンツに関する質問が多かった印象です。
    スポーツはリアルタイムで視聴するのに適したコンテンツです。
    そのため動画配信サービスにおける重要な差別化要素だと感じました。

    Q:配信事業の制作スタンス
    A:百貨店戦略の基本方針は変わらず、引き続き品揃えの充実に注力しています。
    また、自社制作にも数年前から取り組んでおり、その一例が「団地のふたり」です。
    同作品はNHKで放送され、大きな反響を呼び、原作の売れ行きも好調です。
    現在はIP育成に注力している段階にあります。

    自社制作については、現在IP(知的財産)の育成に注力している段階とのことです。
    将来的には、自社で開発したIPを自前で制作することを目指しているようです。
    動画配信サービスにおいては、自社制作コンテンツの強化とリアルタイム向きコンテンツの充実が差別化のカギになると感じました。

    今回の株主総会を通じて、USEN-NEXT HOLDINGSがDXや新紙幣対応といった時流に乗った事業展開を行っていることが分かりました。
    また、動画配信サービスにおいては、スポーツや自社制作コンテンツの強化を通じて、他社との差別化を図ろうとしている姿勢が印象的でした。
    特に、IP育成に注力している点は、今後の成長に向けた重要な布石といえるでしょう。



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    2024/11/28にUSEN−NEXT HOLDINGS本社(東京・品川区上大崎)で開催されたUSEN−NEXT HOLDINGS<9418>の株主総会が開催されました。
    それをオンラインで視聴。
    本日はこれについてのご報告。

    定刻13時に株主総会がスタート。
    監査法人から計算書などが適正だと説明。
    業績などの報告事項はスライドとナレーションで説明。
    開示セグメントの変更、議案の決議事項などは議長である社長が説明。

    まずは当社の概況。

    ・配信事業: イングランドのプレミアリーグとの7年間契約を締結し、スポーツジャンルを強化
    ・店舗サービス事業: 店舗向けDX需要の高まりにより成長
    ・業務システム事業: 新紙幣入れ替え需要により伸長


    次に、質疑応答。

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    2024/12/13にセルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷区桜丘町)で開催されたサイバーエージェント<9418>の株主総会が開催されました。
    それをオンラインで視聴。
    その個人的な感想をレポートします。

    Q:町田の再開発において、町田ゼルビアのサッカー専用スタジアムを作ってほしい
    A:ロビー活動は行っていますが、実現にはさまざまな課題があり、難しい状況です。

    Q:Jリーグのスタジアム運営は地方自治体の税金頼みで、選手の報酬はスポンサー頼みという現状についてどう思いますか?
    A:上位チームは利益を上げられますが、下位チームは収益を上げられず、非常に厳しい状況です。
    アルディージャ大宮がJ3に降格し、スポンサーがファンから批判を受けた時、私も震え上がり、これは明日は我が身だと思いました。
    Jリーグのクラブ経営者の一人として、この状況を何とか改善できないかと真剣に取り組んでいきたいと思っています。

    Q:ゼルビア町田の誹謗中傷対策について
    A:誹謗中傷がひどい場合には、弁護士を活用して個別に対応し、問題を解決をしていきたい。

    今回の株主総会では、「AbemaTV」「ウマ娘」「ゼルビア町田」の3つのテーマに関する質問が多く寄せられていました。
    その中でも特に「ゼルビア町田」に関する議論が最も興味深く感じられました。

    「ゼルビア町田」の監督が高校サッカーの監督経験者である点について、Jリーグではこの経歴で成功した例が少ないことから、一部で誹謗中傷の対象となっているとの内容が印象に残りました。
    これを聞いて個人的にはジャイアントキリングっぽくて凄いのでは?と思いました。

    またJリーグの収益構造については、上位チームしか利益を上げられないという課題があることは知っていました。
    だがクラブ経営者から直接その実情を聞けたことは貴重な経験になりました。

    アプリボットは本日(2024年10月29日),スマホアプリ「ちいかわぽけっと」(iOS/Android)の事前登録者数が90万人を突破したと発表した。



    あと株主向け会社説明会で、新作ゲーム「ちいかわぽけっと」に期待してほしいと言っておりました。
    この作品は子会社のアプリボットが運営で、ある程度のセルランは期待できそうすよね。
    セルラン10位以内に入るようならば、多めの資金投入を考えております。



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    株主総会が終わり、15分のインターバルを空け、株主向け会社説明会スタート。



    決算資料をベースに説明が行われる。
    概要は以下の通りです。

    ・「ABEMA」の月間アクティブユーザーが3,000万を記録
    ・アニメがリニアで見られているコンテンツ
    ・AI活用による営業利益率の改善
    ・国内AI企業ランキングはNTTやNEC、富士通に続き第4位
    ・2021年「ウマ娘」大ヒット後、3年間で減収傾向を克服し増収
    ・新作ゲーム「ちいかわぽけっと」に期待してほしい


    次に、質疑応答。

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