02/05に、ヤマダ電機の第3四半期決算が発表された。
平成21年3月期 第3四半期決算短信
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120090202086754.pdf
ヤマダ電機(9831)
家電量販最大手。売り場面積3000平方メートル超の大型店展開で急成長。営業外に仕入れ割引計上(ヤフーファイナンスより)
注目理由
小売大手2社を追随するポテンシャルを持っている。
損益計算書
売上高 13998.38億(前年13057.14億)
営業利益 476.03億(前年474.93億)
経常利益 559.46億(前年582.80億)
純利益 289.66億(前年354.93億)
貸借対照表
総資産 9060.02億(前年7502.13億)
純資産 3522.41億(前年3269.37億)
自己資本比率 38.5%(前年43.1%)
キャッシュフロー計算書
営業CF 216.83億(前年 461.17億)
投資CF △569.87億(前年 △1072.67億)
財務CF 304.63億(前年 790.11億)
現金 602.77億(前回 650.29億)
増収減益
販管費の増加。デリバティブ評価損などの営業外費用の増加。(損益計算書より)
自己資本比率の減少
支払手形及び買掛金、短期借入金の増加。(貸借対照表より)
投資CFは営業CFの範囲を超えている
無理な投資を行なっている可能性あり。主な投資先は、有形固定資産の取得による支出、差入保証金の差入による支出。(キャッシュフロー計算書より)
財務CFがプラス
借入を行なっている。主な借入先は、短期借入れによる収入。(キャッシュフロー計算書より)
現預金の減少
投資CFのマイナスを。営業CFと財務CFのプラスで補えずに、現預金を充てる。(キャッシュフロー計算書より)
まとめ
予想連結PER9.37倍、予想配当利回り0.83%、PBR1.06倍(09/02/13現在)
増収減益で、ムダの増えた企業。通期予想は、18950.00億。単純計算すると。13998.38億÷3×4=18664.50億で、微妙だね。
昨年よりも、投資額は半減したが、相変わらず積極展開してますねえ。不景気モード突入で、これがどう影響してくるか興味深い。
平成21年3月期 第3四半期決算短信
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120090202086754.pdf
ヤマダ電機(9831)
家電量販最大手。売り場面積3000平方メートル超の大型店展開で急成長。営業外に仕入れ割引計上(ヤフーファイナンスより)
注目理由
小売大手2社を追随するポテンシャルを持っている。
損益計算書
売上高 13998.38億(前年13057.14億)
営業利益 476.03億(前年474.93億)
経常利益 559.46億(前年582.80億)
純利益 289.66億(前年354.93億)
貸借対照表
総資産 9060.02億(前年7502.13億)
純資産 3522.41億(前年3269.37億)
自己資本比率 38.5%(前年43.1%)
キャッシュフロー計算書
営業CF 216.83億(前年 461.17億)
投資CF △569.87億(前年 △1072.67億)
財務CF 304.63億(前年 790.11億)
現金 602.77億(前回 650.29億)
増収減益
販管費の増加。デリバティブ評価損などの営業外費用の増加。(損益計算書より)
当第3四半期連結会計期間は、10月以降に急速な市場及び消費環境の悪化、年間の最大商戦時期である12月については休日が前年と比較して2日少なく、売上高が低迷しました。(文中より1)
世界的な金融危機の広がりから、急激な為替相場の変動による子会社のデリバティブ損失が11億17百万円発生、株価の下落による有価証券評価損が特別損失に31億83百万円発生しております。(文中より2)
自己資本比率の減少
支払手形及び買掛金、短期借入金の増加。(貸借対照表より)
主な要因として、長期借入金が減少しましたが短期借入金が増加したこと、前述の在庫増加の要因により買掛金が増加したことによります。(文中より)
投資CFは営業CFの範囲を超えている
無理な投資を行なっている可能性あり。主な投資先は、有形固定資産の取得による支出、差入保証金の差入による支出。(キャッシュフロー計算書より)
主な要因として、有形固定資産の取得による支出及び差入保証金の差入による支出により、569億87百万円の支出となりました。(文中より)
財務CFがプラス
借入を行なっている。主な借入先は、短期借入れによる収入。(キャッシュフロー計算書より)
主な要因として、長期借入金で返済額が借入額を上回りましたが、短期借入金で借入額が返済額を上回ったことにより、304億63百万円の収入となりました。(文中より)
現預金の減少
投資CFのマイナスを。営業CFと財務CFのプラスで補えずに、現預金を充てる。(キャッシュフロー計算書より)
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ47億52百万円減少し、602億77百万円となりました。(文中より)
まとめ
予想連結PER9.37倍、予想配当利回り0.83%、PBR1.06倍(09/02/13現在)
増収減益で、ムダの増えた企業。通期予想は、18950.00億。単純計算すると。13998.38億÷3×4=18664.50億で、微妙だね。
昨年よりも、投資額は半減したが、相変わらず積極展開してますねえ。不景気モード突入で、これがどう影響してくるか興味深い。
