ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
著者:ピーター リンチ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2001-03
おすすめ度:
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本を読みましたシリーズ第3弾。今回は『ピーター・リンチの株で勝つ』。
この本を読んだのは、二度目。最初に読んだのは、投資を始める前に読んだ。
でも、投資を始める前に読んだときは「株式投資ってそうなんだ」程度のあいまいな感じだったけど、株式投資を実際やっている今回は、オイラ自身の実体験をベースに読んでいるためか、具体的にいろいろなことが学べてよかったと思う。意外と株式投資を実際やっている人のほうがためになる本ではないかと。
オイラが気になった所を二つ三つピックアップ。
1.六つの分類
だいたい、企業は上の六つのカテゴリーに分類されるみたい。オイラの保有株を分類するさいに役に立ちそうです。
2.多悪化を避けること
ライブドラ(4753)によるニッポン放送に対する敵対的買収に始まり、最近では楽天(4755)によるTBS(9401)への統合提案など・・・ 昨今、日本でもM&Aが流行っているが、ピーターリンチはこの状況をどう見ているのだろうか?はたして、多角化なのか多悪化なのか??
3.株価収益率(PER)
株価収益率(PER)って、そういう指標だったんだ、とちょっと目からウロコでした。でも、成長率って、どれを示しているのかがちょっと分からないのがちと残念。売上、営業利益、それとも経常利益?
著者:ピーター リンチ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2001-03
おすすめ度:
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本を読みましたシリーズ第3弾。今回は『ピーター・リンチの株で勝つ』。
この本を読んだのは、二度目。最初に読んだのは、投資を始める前に読んだ。
でも、投資を始める前に読んだときは「株式投資ってそうなんだ」程度のあいまいな感じだったけど、株式投資を実際やっている今回は、オイラ自身の実体験をベースに読んでいるためか、具体的にいろいろなことが学べてよかったと思う。意外と株式投資を実際やっている人のほうがためになる本ではないかと。
オイラが気になった所を二つ三つピックアップ。
1.六つの分類
低成長株:通常GNPより少し大きい成長率を示す企業。
優良株:年率10〜12%程度の成長が期待できる企業。
急成長株:年に20〜25%の成長を遂げる企業。
市況関連株:売上と利益が循環的に上下する企業。
業績回復株:会社更生法の世話にはならなかったものの、大いに痛めつけられて、業績不振から立ち直った企業。
資産株:ウォール街(兜町?)の連中が見過ごしていてあなたは知っているというような何らかの資産を持っている企業。(文中より)
だいたい、企業は上の六つのカテゴリーに分類されるみたい。オイラの保有株を分類するさいに役に立ちそうです。
2.多悪化を避けること
高収益会社はしばしば配当を上げる代わりに馬鹿げた買収を行なって、お金を無駄遣いする。多角化ならぬ多悪化をおこなう会社を犯す過ちは、1.高すぎる買収価格、2.まったく知らない分野の会社の買収、である。これでは、損失は補償されたも同然だ。
企業というものはどうも20年ごとに、向こうみずな多悪化(派手な買収に数十億ドルかける)という向こうみずなリストラクチャリング(そして買収した会社を買ったときより安く売却する)を繰り返すようだ。
こうして買ってから後悔して売ってしまい、また買って、後悔して、という繰り返しは、流動性の豊かな大企業の株主から、買収される側の小企業の株主へのプレゼントのようなものとして、褒められるべきかも・・・・(文中より)
ライブドラ(4753)によるニッポン放送に対する敵対的買収に始まり、最近では楽天(4755)によるTBS(9401)への統合提案など・・・ 昨今、日本でもM&Aが流行っているが、ピーターリンチはこの状況をどう見ているのだろうか?はたして、多角化なのか多悪化なのか??
3.株価収益率(PER)
もしコカコーラ(KO)のPERが15倍なら、この会社は年率で15%の成長を期待できるし、もしPERが成長率より低ければ、それはバーゲン価格である。仮に、成長率が12%で成長する会社があるとして、そのPERが6倍なら大いに魅力的である。一方、成長率が6%でPERが12倍ならこれは魅力に欠けるし、いずれ株価は株価は下がるだろう。
一般的に、PERが成長率の半分だときわめて魅力的だし、PERが成長率の2倍なら非常に危ない。われわれのマゼラン・ファンドでは・・・(文中より)
株価収益率(PER)って、そういう指標だったんだ、とちょっと目からウロコでした。でも、成長率って、どれを示しているのかがちょっと分からないのがちと残念。売上、営業利益、それとも経常利益?