
著者:森永 卓郎
アスペクト(2006-10-24)
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また、モリタクかよw
考え方
・タカ派 競争社会 軍国主義 中曽根康弘から増殖傾向 小泉純一郎
・ハト派 平等社会 平和主義 田中角栄系譜 小渕恵三で絶滅
小渕首相でハト派が絶滅し、小泉首相あたりから、タカ派が幅を利かせ、平和の象徴である憲法9条の改悪のピンチにあると、モリタク先生は警笛を鳴らしております。相変わらず、タカ派の代表格の小泉、竹中、ホリエモンなどへの批判は、この本の中でも健在ですw
田中角栄の頃は、経済成長が著しい時期だったから、平等社会でも良かったかもしれないが、現在の成熟社会は、競争社会でないと、新たな価値が生まれないので、これでいいと思う。それに、憲法も時代にそぐわない部分も出てきているので、直すべき所は直した方がいいと感じる。
日本の米国に対する態度
沖縄の土地を無料で貸す代わりに、他国に日本が狙われた時に、米国が必ずお守りするという条約を結ぶべきだと、モリタク先生は仰っておられます。確かに、日本の米国に対する態度は、及び腰というか、曖昧というか、そういうところが自分もイヤ。日米関係をはっきりと白黒つけて欲しい。
ちなみに自分は、沖縄を日本に返還し、米国に出て行ってもらい、自国は自国で守る方がいいと思う。あっ、おれタカ派だw
感想
タカ派認定された自分にとって、反対意見を知る貴重な存在なんだよね、モリタク。ハト派の意見を知ることができる、いい著書だと思う。モリタク以外に、こういう考えの人だれがいるのかな?
PS:最近、“感想文”でググって、ここへ辿り着く人が増えています。多分、夏休みの宿題に切羽詰って、ブログの感想を参考にして、感想文を書いちゃおう作戦?と思われます。近ごろは、そうやって宿題済ます人が急増しているのかね。いやあホント、便利な世の中になったもんだw
