ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    カテゴリ:本は読んどけ > 世界の国々

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    今回は「バングラデシュの海外出稼ぎ労働者」の紹介。

    バングラデシュの海外出稼ぎ労働者の実情が書かれた本。
    ただし1993年発行の書籍です。
    なので30年前の実情だと思ってください。

    概要
    ・日本に住むバングラデシュの生活事情
    ・バングラデシュの経済事情
    ・イギリスへの出稼ぎ労働時代


    30年前は現在のように外国人労働者の法的整備が整っていなかった。
    外国人労働者に、人身売買機構とか、ヤクザ屋さんが暗躍していた時代の話。
    そういえば昔「じゃぱゆきさん」とか流行語になりましたよね。
    そんな時代背景を持つバングラデシュ人の日本における生活事情が書かれている。

    バングラデシュの都市部の発展だけでは、農村部の労働者を賄うことが出来ず失業。
    渡航費用を捻出できる比較的裕福な層の失業者が海外に出稼ぎへやって来る。
    そのため出稼ぎ労働は、バングラデシュの失業者対策のひとつになっている。
    それに対して日本の場合、金を稼ぎたければ東京に出て来ればいい。
    やはり日本は恵まれている。



    現在、バングラデシュの出稼ぎ先は中東がメイン。
    だが昔はイギリスへ出稼ぎに行っていた。
    それはイギリスの植民地だったためです。
    英語が出来ないバングラデシュ人とか、移民問題がイギリスで多数発生。
    日本の移民問題でも、これから発生しそうですよね。
    ちなみに池袋にはリトルバングラデシュがあるようです。
    だが個人的にはバングラデシュ人に遭遇したことないです。
    出稼ぎ先は中東がメインやから、日本に来るのは稀なんでしょうか。



    にほんブログ村 株ブログへ

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    本日は『言ってはいけない中国の真実』の紹介。

    この本は以前紹介した『橘玲の中国私論』に、「超未来世界」へ向かう中国の13章を追記している。



    なので今回は13章にフォーカスして要約を書くことにします。

    概要
    ・グーグルなどの外資規制
    ・電子決済社会
    ・監視社会体制の強化


    グーグルなどの外資規制し外部情報をシャットアウト。
    それにより独裁政権を維持。
    その副産物として、中国版グーグルのバイドゥ等、独自のネット企業も多数誕生。

    中国はニセ札が横行する社会でした。
    それが電子決算社会が進む原動力となりました。
    飲食店で注文から精算まですべてスマホで出来てしまう。
    あの決済システムは便利そうですよね。



    国民を監視カメラで管理する社会を強化しているようです。
    グーグルなどの外資規制と同じく、これも独裁政権キープのため。
    中国国民はよく我慢できるなと感心します。
    どこかで国民感情が爆発して、中国が維持できなくなるような気はします。
    ソビエト連邦が15か国に分裂したように、省がいくつかに分裂するんじゃないでしょうか。



    にほんブログ村 株ブログへ

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    本日は「橘玲の中国私論」の紹介。

    橘玲独自の切り口で中国論が進んでいく書籍。

    概要
    ・中国の概観が把握できる本。
    ・これを読んで私が感じた中国概観
    ・中国10大鬼城観光


    タイトルのとおり、橘玲の主観が入った中国論が展開されている。
    主観が入ったとは言え、中国共産党員が監修した書籍よりはマシだと思いますw
    中国共産党員が介在していない。
    そのため真実に近いのかなと感じます。

    これを読んで私が感じた中国概観は以下のとおり。

    ・公務員が無敵の国
    ・グワシンという縁故社会が色濃い
    ・少数民族のほうが漢民族よりむしろ優遇されている社会
    ・当局が金利を低く抑え込み、それがシャドーバンクを生み出している

    この中で恐ろしいと思ったのはシャドーバンクです。
    当局が金利を低く抑え込むと、資金を貸せない会社が発生します。
    資金を貸せない会社に融通するのがシャドーバンクの役目になります。
    シャドーバンクが貸す会社には、優良会社もあれば、カスみたいな会社もあります。
    それを混ぜこぜにして10%以上の債権として、銀行で売り出しているみたいです。
    これ絶対ヤバいでしょwww




    中国10大鬼城観光という巻頭カラーで開始。
    廃墟マニアの必読書?と見間違えたかと思いました。
    中国は計画経済で高層アパートを建設。
    計画通りに住人が集まらずゴーストタウンになっている地域が数多くあるみたいです。
    廃墟マニアが読んでも損のない仕様にもなっている。
    私もこれを見て中国に、ちょっと行ってみたくなりました。



    にほんブログ村 株ブログへ

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    メナムの残照 (1978年) (角川文庫)
    トムヤンティ
    角川書店
    1978-08


    第二次世界大戦中のバンコクを舞台にした日本人兵「小堀大尉」とタイ人女性「アンスマリン」とのラブストーリー。フィクションだが史実を忠実に描いた小説。

    日本人兵とタイ人女性という身分格差を描いた障壁のある恋愛。それに加え、タイ人女性には5年後に再会を約束をした恋人がいたりとベタな内容になっているw

    日本人がタイを知るための数少ない本。また、この作品の主人公の姓「コボリ」は、タイで最も有名な日本人の姓になっている。

    にほんブログ村 株ブログへ

    このページのトップヘ