
著者:今井 昭夫
販売元:明石書店
発売日:2004-06-03
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まずは、ベトナムへの投資に役に立ちそうな部分を、箇条書き。
・中国との文化交流があり、漢字を基にしたチューノムなど、所々に中国の影響
・フランスの植民地支配。それにより、フランス文化が日常生活に息づく
・ベトナムの成人識字率は約93.4%で、教育程度が高い
・ハノイ市は、ベトナム人(キン族)中心の街。それに対して、ホーチミン市は、クメール人、華僑、華人、ベトナム人が共存する多民族で、開かれた国際都市
・さらなる社会的上昇を目指して自己投資を惜しまない国民性
・ベトナム社会は、女性は家庭(内の世界)で強い力を持ち、男性は社会(外の世界)で強い力を持つ、という分業体制が特徴
最後に、まとめ。
まとめ
教育程度が高いし、成長に足かせとなりそうな部分は特にないと思う。強いて挙げるなら、多民族なところかな。
