ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    カテゴリ:株の傾向と対策 > 月刊 イベント投資

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    まずは昨年3月の出来事を振り返ります:

    1. 日銀マイナス金利解除と市場の動き
    日銀のマイナス金利解除により、地方銀行、不動産株、物流関連株が注目を集めました。
    特に金利上昇メリットを享受する地方銀行、不動産株、物流関連は堅調に推移しました。
    ただし、不動産関連株でもリート(不動産投資信託)が弱かった点は、予想外の結果とも言えます。

    2. 中国人のゴールド爆買い
    中国人のゴールド購入熱が高まり、ゴールド関連株が堅調に推移しました。
    今年も引き続き注目が集まる可能性があります。
    特に景気不安や地政学リスクといったゴールドの買い需要を支える要因が重なっています。
    それが投資家心理に強い影響を与えているようです。

    3月には以下の重要なイベントが予定されています:

    1.新感覚アウトドアホテル「SLOW MOUNTAIN NARITA」の開業
    千葉県成田市では、アウトドア体験とホテル滞在を融合した『SLOW MOUNTAIN NARITA』が開業予定です。
    インバウンド需要が増加基調にあると言われる中、この施設は注目されそうです。
    ただし、現在為替市場では円高傾向がみられ、訪日外国人旅行者の購買力低下が懸念される点も課題として挙げられるでしょう。

    2.音楽フェス「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025」の開催
    春のイベントとして、両国国技館で『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025』が開催されます。
    音楽フェスとしては珍しく春に行われることから、季節要因が集客や注目度にどのような影響を与えるのか、興味深いポイントでしょう。
    通例の夏フェスとの違いに注目したいところです。

    3.マイナ運転免許証運用開始
    3月にはマイナンバーカードと運転免許証の一体運用が開始される予定です。
    健康保険証に続き、運転免許証も統合されることで利便性が高まります。
    しかしながら、普及率の低さが課題となっており、制度面での周知や改善が求められています。
    この新制度の周辺でナンバー関連株の物色が進むかどうかにも注目が集まるでしょう。

    マイナ保険証 6つの嘘
    北畑 淳也
    せせらぎ出版
    2024-08-10


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    昨年2月の出来事を振り返ります:

    1.決算シーズンで業績次第で明暗
    2月は決算シーズンであり、業績次第で企業の明暗が分かれるのは例年通りのことです。
    日銀が追加利上げを行いましたが、円安傾向は変わりません。
    そのため引き続き外需企業の動向に注目が集まります。

    2.エヌビディアの好決算で半導体関連が強かった
    昨年はエヌビディアの好決算を受け、半導体関連銘柄が大きく注目されました。
    しかし、今年は中国から安価なGPUで動作する生成AIが台頭しており、状況が変化しつつあります。この点については、今後の決算で確認が必要です。

    3.マイナス金利解除期待で地方銀行が強かった
    昨年はマイナス金利解除への期待感から地方銀行株が堅調でした。
    だが今年は日銀が追加利上げを行ったにもかかわらず、地方銀行株はほとんど反応を示していません。
    金利上昇の恩恵を受けるはずの金融株が動かないのは興味深い現象です。

    4.マイナス金利解除懸念でリート関連が弱かった
    昨年はマイナス金利解除懸念からリート関連が弱含みでした。
    今年も日銀の追加利上げ前にリート関連が軟調でした。
    日銀が今後も利上げを継続する可能性が高いため、引き続き警戒が必要です。

    2月には以下の重要なイベントが予定されています:

    1.造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2025[冬]」開催
    幕張メッセで開催予定の「ワンダーフェスティバル2025[冬]」は、造形やフィギュアの祭典として注目されています。
    フィギュアといえば壽屋が思い浮かびます。
    なので壽屋をはじめとする玩具メーカーに投資妙味があるかもしれません。

    2.音楽フェス「apバンクフェス’25」開催
    東京ドームで開催予定の「apバンクフェス’25」は、冬に行われる音楽フェスとして珍しいイベントです。
    音楽フェスといえば夏のイメージが強いです。
    そのため冬の開催がどのような反響を呼ぶのか注目です。

    3.PS5用ゲームソフト「モンスターハンターワイルズ」発売
    カプコンの人気タイトル「モンスターハンターワイルズ」が発売予定です。
    このタイトルはカプコンの業績に大きな貢献をする可能性があり、注目が集まります。



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    まずは、昨年1月の出来事を振り返ります。

    昨年1月は、日経平均株価が34年ぶりの高値を記録し、市場全体が好調なスタートを切りました。
    特に、昨年の利上げを契機に市場の風向きが変わった印象があります。
    しかし、今年は昨年ほどのパフォーマンスは期待しにくいかもしれません。

    また、1月下旬から始まる決算シーズンに向けて、投資家の物色が活発化しました。
    円安傾向が続く中、外需企業の業績が引き続き好調であることが予想されます。
    さらに、訪日外国人観光客の増加を背景に、ラーメン関連銘柄が注目を集めたのも印象的でした。

    1月には以下の重要なイベントが予定されています:

    1.地方銀行の合併
    青森県を地盤とする「青森銀行」と「みちのく銀行」が合併し、「青森みちのく銀行」が発足予定です。
    同様に、愛知県を地盤とする「愛知銀行」と「中京銀行」も合併し、「あいち銀行」として新たにスタートします。
    地方銀行の再編が進む中、利上げ期待と相まって地方銀行株への注目が高まる可能性があります。

    2.阪神・淡路大震災から30年
    1995年に発生した「阪神・淡路大震災」から30年を迎えます。
    この節目に、災害対策や防災意識の向上が改めて注目されるでしょう。

    3.アメリカ大統領の就任
    2024年11月の大統領選挙で当選したトランプ大統領が、1月に正式に就任予定です。
    これにより、米国の政策や国際情勢に大きな影響が及ぶ可能性があります。

    地方銀行の合併ラッシュや利上げ傾向の継続は、金融セクターにとって追い風となるかもしれません。
    一方で、昨年のような株式市場全体の好調さを期待するのは難しいかもしれません。
    今年も引き続き、外需企業や特定のテーマ株に注目しつつ、慎重な投資判断が求められるでしょう。

    トランプの帰還
    饗庭浩明
    方丈社
    2023-12-19


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    まずは、昨年12月の出来事を振り返ります。

    ・マイナス金利解除観測でリート関連が弱かった
    ・マイナス金利解除観測で銀行株が強かった


    昨年は、マイナス金利解除観測がリート関連株にとって逆風となり、弱い動きが目立ちました。
    今年も同様に、利上げ懸念が続く中でリート関連株は引き続き軟調な展開となっています。

    また、昨年は銀行株がマイナス金利解除観測を追い風に強い動きを見せました。
    だが今年は利上げ局面で追い風にもかかわらず、銀行株の動きは目立っていません。

    次に、12月に予定されるイベントは以下の通りです。


    ・東京ビッグサイトにて「コミックマーケット105」が開催
    ・熊本県菊陽町にあるJASMの半導体工場「TSMC熊本工場」稼働開始
    ・海上自衛隊「もがみ型」護衛艦7番艦(名称未定)が就役


    半導体関連株については、今年前半に大きく上昇した反動もあり、後半はやや伸び悩む展開となりました。
    一方、防衛関連株は、ウクライナ侵攻や防衛費増額の影響を受けて業績が好調であり、株価も堅調に推移しています。

    今年も残り1カ月となりましたが、来年の相場はどのような展開になるのでしょうか。
    引き続き、金利動向や地政学的リスク、さらには新たな成長分野への注目が重要となりそうです。

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