Aさん: こんにちはBさん。いちよし証券の2026年3月期決算について話をしたいんだけど、良い点と悪い点を整理して教えてくれる?
Bさん: こんにちはAさん!もちろんだよ。まず、良い点としては、営業収益が24,579百万円で前年対比30.7%増加したことが挙げられるね。この成長は、ストック型ビジネスモデルへの転換が功を奏した結果だと思う。
Aさん: 確かに、ストック型ビジネスモデルって安定した収入を目指しているんだよね。その成果が現れたと。
Bさん: そう、具体的にはファンドラップや投資信託の利用促進が大きかった。特に、いちよしファンドラップの残高が34.5%増の4,402億円に達したのも良いニュースだね。安定収益の割合も増えてきている。
Aさん: それは素晴らしい!他に良い点はある?
Bさん: 営業利益は6,160百万円で169.5%の大幅増加、親会社株主に帰属する当期純利益も4,392百万円に達して180.8%の増加となっている。これらはコストカバー率84.3%という数値にも反映されているよ。
Aさん: それなら、全体的に素晴らしい業績だね。ただ、悪い点は何かあるの?
Bさん: そうだね、悪い点としては自己資本比率が56.2%に減少していることがある。前期は65.4%だったから、少し心配だね。また、負債も増加しており、流動負債が増えた影響は大きい。
Aさん: 確かに、負債の増加は気になるところだね。キャッシュ・フローも見てみるとどう?
Bさん: 営業活動によるキャッシュ・フローは4,028百万円で前年よりかなり改善した。ただ、投資活動はマイナス22,430百万円で、財務活動でもマイナス13,170百万円となっている。これが現金同等物の残高増加にどう影響するか、今後の注目ポイントだね。
Aさん: なるほど。投資活動が赤字という点も気になるね。最終的に、いちよし証券は投資対象としてどう思う?
Bさん: これまでの成長を続けるポテンシャルは十分にあるが、自己資本比率の低下や負債の増加がリスク要因として残る。短期的な利益向上は期待できるが、長期的には経営の健全性を維持するための注意が必要だね。投資対象としては、成長性を考慮しつつも慎重に判断するべきだと思う。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 8624 | いちよし証券 | 富裕層向け証券会社 | 新NISA関連 | 9.40倍 | 5.34% | 14.2% | 1.99倍 | 進捗率-%(4Q時点・業績非開示) |




