Aさん、アンジェスの2025年3Q決算が出たよ。どうだった?
Bさん、売上は伸びて赤字も減ったけど、まだ投資判断は難しいね。事業内容と絡めて話そうか。
Aさん、まずは良い点から教えて。
Bさん、売上高が前年同期比で37.2%増えたのが良い点だね。これは、主な事業である核酸医薬の創薬や、他社から導入した新薬候補の研究開発が進んだ成果が出始めていることを示唆しているんだ。赤字幅も縮小しているから、コスト管理も改善しつつあると言える。
Aさん、なるほど。じゃあ悪い点は?
Bさん、一番の問題は、依然として巨額の赤字が続いていることだね。売上高6.4億円に対して、最終損益は46.8億円の赤字だから、本業での採算はまだ取れていない。また、創薬ビジネスは研究開発に多額の費用がかかるため、将来的な成長は期待できるが、安定した収益源の確保が今後の課題だよ。 Aさん、結局、投資対象としてはどうなの?
Bさん、結論として、アンジェスはハイリスク・ハイリターンな投資対象と言える。新薬開発という夢はあるが、成功報酬は大きいものの、それまでは赤字覚悟で資金を投入し続ける必要がある。リスクを理解した上で、将来の成長に期待できる人向けの銘柄だね。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 4563 | アンジェス | 創薬ベンチャー | 遺伝子治療関連 | 0.00倍 | 0.00% | 0.00% | 44.4倍 | 進捗率48.5%(2Q時点・赤字縮小) |
マイケル・D・オニール
バイオアソシエイツ・サイエンスパブリッシング
2025-01-23



