ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:インテリックス

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    インテリックス(8940)
    首都圏で中古マンションの再生販売を展開。アフターサービス、高品質内装が強み、賃貸強化へ(ヤフーファイナンスより)

    インテリックスのビジネスモデル
    ・中古マンション再生流通事業 417億(88.0%) 中古マンションを購入し再生させて販売
    ・その他の不動産事業 56億(11.8%) ビル・戸建・土地の売買、不動産賃貸など

    お金のサイクル
    資金源(07/05) 負債 374.02億 資本 54.13億
    資産・財産(07/05) 428.15億

    費用・出費 386.84億
    収益・売上 474.48億
    利益 5.45億

    資金源(08/05) 負債 335.92億 資本 56.37億
    資産・財産(08/05) 392.29億

    純利益は5.45億の黒字で、資産・財産は35.86億減少。

    貸借対照表
    07/05
    資金源 負債 374.02億 資本 54.13億
    資産・財産 428.15億

    08/05
    資金源 負債 335.92億 資本 56.37億
    資産・財産 392.29億

    資産・財産は、35.86億減少。負債は38.10億減少、資本は2.24億減少。

    資産の部は、35.86億の減少。たな卸資産、前渡金、その他の資産の減少が目立った。特に、たな卸資産の減少は大きい。また、現金の増加も目立つ。

    負債の部は、38.10億の減少。短期借入金、長期借入金の減少が目立つ。特に、長期借入金の減少が大きい。また、一年以内返済予定長期借入金の増加が目立つ。純資産の部は、2.24億の増加。利益剰余金の増加が目立った。

    損益計算書
    07/05
    費用・出費 376.46億
    収益・売上 388.59億
    利益 12.13億

    08/05
    費用・出費 386.84億
    収益・売上 474.48億
    利益 *5.45億

    売上高はプラスで、利益はマイナス、増収減益のムダの増えた会社。

    販管費は昨年より圧縮できたが、売上原価が昨年より増加したため、ムダが増えた。やはり、物件の割引による利益率の低下が要因だろう。

    キャッシュフロー計算書
    07/05 一発逆転
    営業 △178.39億
    投資 △**7.45億
    財務 **182.97億
    現金 ****5.04億

    08/05 優良企業
    営業 **43.92億
    投資 △*1.04億
    財務 △36.05億
    現金 **11.87億

    キャッシュフローは、一発逆転から優良企業へ。

    営業CFは、赤字から黒字へ。たな卸資産の減少(帳簿上では増加)、純利益の減少が目立った。特に、たな卸資産の減少(帳簿上では増加)が大きい。

    投資CFは、二年連続、積極投資モードで、投資額は減少。定期預金等の払戻による収入の減少、固定資産の取得による支出の減少(帳簿上では増加)が目立った。特に、固定資産の取得による支出の減少(帳簿上では増加)が大きい。

    財務CFは、借入モードから返済モードへ。短期借入金の増減額、長期借入れによる収入の減少、長期借入金の返済による支出の増加(帳簿上では減少)が目立った。特に、短期借入金の増減額の減少が目立った。

    決算の3大指標
    安全性(潰れない力)=自己資本比率
    07/05 12.6%
    08/05 14.4%

    収益性(儲ける力)=総資本利益率
    07/05 2.83%
    08/05 1.39%

    成長性(伸びる力)=売上高増加率
    07/05 22.2%
    08/05 22.1%

    不動産事業には、この指標はあてはまらないかもしれないが、とりあえず。

    fight

    まとめ
    バランスシートやキャッシュフローを見ると、不動産仕入れを控え、借入金の返済をしているのが目立つ。まだまだ、不動産価格の下落は続いていて、不動産を仕入れするタイミングじゃないのかな?それとも、銀行に返済を迫られて、泣く泣くの返済なのか??

    今期の中間は、売上190.06億(前年比25.6%減)、純利益1.39億(前年比80.6%減)、通期は、409.28億(前年比13.7%減)、純利益7.30億(前年比33.9%増)と会社側は予想。上期は、物件の割引競争が続き減収減益、下期は、物件の割引競争も一段落し、通期では減収増益を予想している。どこの不動産会社もそうだが、今年一杯は厳しいが、年明け以降、徐々に良くなると考えているみたいだ。

    あと、不動産の物件引渡しは3月に集中する←これ重要。

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    おれの勝負株、インテリックス(8940)の決算が7/10に発表された。

    平成20年5月期決算短信
    http://www.intellex.co.jp/ir/data/financial/financial_20080710_1.pdf

    概略は、以下の通り。

    売上高 
    474.48億 前年比22.1%増
    営業利益 
    *21.17億 前年比25.1%減
    経常利益 
    **9.84億 前年比53.4%減
    純利益
    **5.45億 前年比55.0%減

    う〜む、厳しいね。続いて、四半期ごとのキャッシュフロー。

    四半期ごとのキャッシュフロー
    ・第一四半期(07/06〜07/08) 営CF △17.23億 投CF △0.40億 財CF **17.16億 現金 *4.57億 自己資本比率 12.5%
    ・第二四半期(07/09〜07/11) 営CF **27.66億 投CF △0.44億 財CF △24.77億 現金 *7.01億 自己資本比率 14.1%
    ・第三四半期(07/12〜08/02) 営CF △11.75億 投CF △0.04億 財CF **12.68億 現金 *7.90億 自己資本比率 13.6%
    ・第四四半期(08/03〜08/05) 営CF **42.60億 投CF △0.16億 財CF △41.12億 現金 11.87億 自己資本比率 14.4%

    第四四半期(08/03〜08/05)は、仕入れをせずに、借金返済にお金を回している。まだ、不動産市況の下落が続いているみたいだ。だが、現金は増加しているので、資金繰りは大丈夫そうだ。

    今期の予想(平成21年売上高)
    中間 190.06億 前年比25.6%減
    通期 409.28億 前年比13.7%減

    主たる事業でありますリノヴェックスマンションの販売は、都心部の高額帯の売れ行きが、年明け境に急速に鈍化いたしましたが、ボリュームゾーンである価格帯は、安定した実需を背景に販売件数を伸ばし、売上高はほぼ堅調に推移いたしました。
    08/07/10 インテリックス決算短信より


    今期の業績予想は、ボリュームゾーン価格帯ベースなのかなあ。それならば、高価格帯の売れ行きが底入れし、再び上昇してくれば、上方修正もあるかも。だが、今期はやはり厳しそうだ。

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    平成20年5月期 通期業績予想及び期末配当予想の修正並びに役員報酬減額に関するお知らせ
    http://www.intellex.co.jp/ir/data/financial/financial_20080520.pdf

    アルデプロ(8925)に続き、おれの勝負株インテリックス(8940)も業績の下方修正を出してきた。理由は、アルデプロとだいたい同じで、以下のとおり。

    ・年明けから、高額帯の不動産が売れなくなったこと
    ・商品回転率を重視し販売価格の調整を行なったことによる利益率の低下
    ・「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用による不動産の評価損

    アルデプロと同様、インテリックスも底で拾ったつもりなんだけどなあ。底で拾うのは難しいね。とりあえず、インテリックスの評価は、勝負株を維持で、理由は以下のとおり。

    ・日本において、中古不動産市場は、まだ未成熟なこと
    ・化学がちょっと弱いのが心配だが、最近はシクリカル銘柄(化学、卸売、鉄鋼)が比較的元気で、景気後退は底をうった感じがして、下値不安は限定的なこと

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    インテリックス(8940)
    中古マンションを再生して販売する「リノヴェックスマンション」事業を手がける。再生対象となる中古物件が集中する東京と神奈川をメインエリアとする。(株データブック)

    中古住宅市場はまだまだ
    ・欧米 中古8割 新築2割
    ・日本 中古3割 新築7割

    欧米と比べると、日本の中住宅市場はまだまた拡大の余地あり。

    不動産流動化の次に来るのはこれだ(笑)。

    説明資料の中に本が・・・
    book001 385 中古マンションのリノベーション戦略―不動産再生の知的集団インテリックスの挑戦
    著者:鶴蒔 靖夫
    IN通信社(2006-08)
    販売元:Amazon.co.jp
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    こんな本が入っていました。不動産セクターに興味がある人は一読かも。

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