Aさん: エクストリームの2026年3月期第1四半期の決算、どうだったの?
Bさん: いくつかのポイントがあるね。まず、売上高は2,813百万円で前年比18.2%増と好調だったよ。特に、受託開発事業が32.1%増の918百万円で、企業のデジタル投資が影響しているみたい。
Aさん: それは良いですね!しかし、営業利益はどうなったの?
Bさん: 営業利益は357百万円で39.0%増加したんだけど、経常利益が323百万円で前年同期比17.9%減、親会社株主に帰属する純利益も194百万円で22.0%減っているんだ。
Aさん: なるほど、利益はあまり良くないんですね。何か要因はあったの?
Bさん: そうだね。経常利益の減少は、為替差損や営業外費用の増加が影響しているようだ。しかし、デジタル人材事業は安定した需要があり、プロジェクト数も増えている。特に、コンテンツプロパティ事業では「ラングリッサー」のライセンス収益などが好調で、売上高が166.5%増の248百万円という結果が出ているんだ。
Aさん: 「ラングリッサー」は確か人気のあるゲームですよね。これが売上を押し上げたんですね。
Bさん: その通り!ゲーム業界の需要の高まりが、持ち株の価値を支えている要因だと思う。これからも新規タイトル「LoveR Kiss Endless Memories」の開発やライセンス展開で成長が期待できるね。
https://www.youtube.com/watch?v=EtOuV2zDFUk
Aさん: 財政面ではどうですか?
Bさん: 総資産は8,440百万で前年度比1.6%減少しているけど、自己資本比率は68.6%と安定している。負債も2,295百万で減少しており、健全な財務状況を維持している。
Aさん: それでは投資対象としてはどう思いますか?
Bさん: 長期的にはデジタル社会の進展に伴い需要が高まると思うので、投資対象としては魅力的だね。特に「ラングリッサー」のようなヒット作が収益を支えているのはプラス材料。ただ、短期的な利益減少や経常利益の動向には注意が必要だね。全体としては、安定した成長が期待できる企業と言えるよ。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 6033 | エクストリーム | スマホゲーム開発 | ゲーム関連 | 6.32倍 | 4.32% | 20.4% | 0.64倍 | 進捗率33.5%(1Q時点) |



