ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:オカムラ食品工業

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    Aさん:「オカムラ食品工業の2025年6月期決算を見たけど、良い点と悪い点は何だろう?」

    Bさん:「良い点として、売上高は前年同期比で8.2%増の35,345百万円、営業利益は18.6%増の3,021百万円と好調な結果を残しました。特に、養殖事業と海外卸売事業が大きく成長しています。」

    Aさん:「特にどのセグメントが好調だったの?」

    Bさん:「養殖事業は前年度より137.2%増と大幅に成長しました。生鮮品の販売量が増え、需要が堅調です。海外卸売事業も124.5%増加しており、日本食市場の拡大に乗っています。」

    Aさん:「それはいいね。では、悪い点は?」

    Bさん:「悪い点は、経常利益が前期比で4.0%減少したことです。外貨建債権の為替換算損益がマイナスに作用しており、これが影響しています。経常利益が減少したのは懸念材料です。」

    Aさん:「他に気になることはある?」

    Bさん:「自己資本比率は38.9%で少し向上していますが、負債も増加している点には注意が必要です。また、包括利益が前年から13.8%減少しており、全体的な収益性に影響を及ぼす可能性があります。」

    Aさん:「これらを踏まえて、オカムラ食品工業は投資対象としてどう考えるべき?」

    Bさん:「全体的には、成長が見込まれるセグメントがあり、売上や営業利益は好調です。ただし、経常利益の減少や為替リスクがあるため、短期的には慎重に見る必要があります。中長期的には海外市場の成長が期待できるので、リスクを管理しながら投資を検討するのが良いと思います。」

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    2938 オカムラ食品工業 海産物加工 養殖関連 30.9倍 0.62% 13.3% 1.77倍 進捗率95.5%(4Q時点)




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    Aさん:オカムラ食品工業の決算、好調みたいですね。売上も利益も前年を大きく上回ってます。

    Bさん:そうですね。売上は前年同期比で約11%増、営業利益は22%増と、しっかり伸びてます。特に海外卸売と国内加工が堅調です。

    Aさん:良い点はどこにありますか?

    Bさん:まず「安定成長」が挙げられます。海外需要の取り込みや円安の追い風で海外卸売が順調。また、国内加工では、いくらや筋子などの人気商品が好調に売れてます。

    特上 紅鮭筋子醤油漬け500g
    株式会社オカムラ食品工業


    Aさん:海外展開が強みってことですね。では悪い点は?

    Bさん:リスクとしては「コスト上昇」です。原材料価格が高騰していて、国内加工の利益率が落ちてます。それに、海外養殖では生育が遅れ、期待ほどの利益が出ていません。

    Aさん:なるほど、利益面では油断できないってことですね。財務状況は?

    Bさん:自己資本比率36.1%とまずまず健全です。上場してまだ間もないですが、財務的な土台はしっかりしています。

    Aさん:では、投資対象としてはどうですか?

    Bさん:成長性があり、財務も安定。外部環境に左右されやすい点はありますが、海外展開の強みを活かせばまだ伸びしろあり。中長期的な視点で投資候補として検討の価値はあると思います。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    2938 オカムラ食品工業 サーモン養殖 養殖関連 19.8倍 0.74% 16.3% 1.28倍 進捗率72.1%(3Q時点)


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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.売上高の増加
    前年同期比11.2%増の17,084百万円を記録し、全事業セグメントで売上が伸びています。

    2.利益率の改善
    営業利益が前年同期比34.8%増の1,692百万円に達し、セグメント別にも収益改善が見られます。

    3.海外事業の好調
    東南アジア諸国の外食需要拡大を背景に、海外卸売事業の売上高は前年同期比130.2%増と堅調に推移。

    4.円安の恩恵
    円安傾向により海外卸売事業での仕入コストが低下し、利益率が向上しました。

    5.国内加工事業の安定的な成長
    主力製品であるいくら・筋子の需要が堅調で、セグメント利益は前年同期比113.5%増加。

    悪い点
    1.自己資本比率の低下
    自己資本比率が36.1%から34.2%へやや低下し、財務安定性に課題を残しています。

    2.短期借入金の増加
    運転資金確保のため短期借入金が大幅に増加(4,289百万円増)し、負債全体が増加。

    3.為替差損の影響
    為替差損が当期中に130百万円発生し、経常利益を部分的に圧迫。

    4.原材料価格の上昇
    主に国内加工事業で仕入価格が上昇し、利益率が圧迫される場面が見られました。

    5.サーモン原料供給不足
    海外加工事業ではサーモン原料の供給不足の影響で販売数量が減少。

    オカムラ食品工業の2025年6月期第2四半期は、売上高と利益が堅調に推移し、特に海外市場での需要拡大と円安の影響を受けた利益改善が目立ちました。
    一方で、短期借入金増加に伴う財務バランスの悪化や原材料価格の上昇が課題として認識されます。
    今後は、財務管理の強化と原材料調達の安定化が求められ、さらなる成長の基盤拡大が期待されます。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    2938 オカムラ食品工業 水産物 養殖関連 17.2倍 0.85% 16.3% 1.11倍 進捗率55.4%(2Q時点)


    特上 紅鮭筋子醤油漬け500g
    株式会社オカムラ食品工業


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    https://www.okamurashokuhin.co.jp/business/overseasprocessing/ Screenshot_20230930-200829~2

    https://www.okamurashokuhin.co.jp/business/aquaculture/ Screenshot_20230930-201119~2

    https://gyokai-search.com/3-suisan.html suisan-suii03

    証券コード 2938
    社名 オカムラ食品工業
    業務内容 水産物加工会社
    関連銘柄 養殖関連
    4Q実績 売上高19.9%増 増収増益
    今期予想 売上高12.6%増 増収減益
    直近の動向 秋鮭の豊漁による価格低下、インフレによる餌代や燃料費の高騰
    市場動向 国内の水産業は減少傾向だが、世界の水産業は東南アジアなどの台頭により増加傾向
    ファンダメンタル指標 予想PER15.3倍 配当利回り1.39% ROE12.4% PSR0.65倍
    貸借対照表 総資産の増加は棚卸資産の増加、純資産の増加は純利益の計上
    CF計算書 営業CFマイナスは棚卸資産の増加によるもの、財務CFプラスは短期借入金の増加




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