ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:オープニングベル

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    国内紙パルプメーカー売上高
    製紙1

    ・王子製紙(3861) 1.21兆円
    ・日本製紙グループ本社(3893) 1.15兆円
    ・大王製紙(3880) 0.40兆円
    ・レンゴー(3941) 0.22兆円
    ・北越製紙(3864) 0.15兆円
    ・中越パルプ工業(3877) 0.11兆円

    昔々、紙パルプメーカートップ王子製紙(3861)が、業界6位の北越製紙(3865)に、買収を仕掛けたとさ。

    紙の国内需要推移
    製紙2

    この買収劇の裏には、紙の国内需要低迷と、

    紙の価格推移
    製紙3

    紙の価格の下落があった。

    両社主力工場 その1
    製紙4

    それに加えて、王子製紙(3861)の主力工場が、東北・信越地域にない。

    両社主力工場 その2
    製紙5

    北越製紙(3865)の買収に成功すれば、東北・信越地域の工場を補完できる。まあ、失敗したけどね(笑)。

    06/07/25 オープニングベルより

    王子製紙 私達の時代の文化王子製紙 私達の時代の文化
    著者:生津 宗利
    販売元:新聞編集センター
    発売日:2008-04
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    一人当たり植物油供給量
    油1

    植物油供給量が減少している。

    食用油業界へのダメージ
    油2

    さらに、

    ・不況によるスーパーの値下げ競争
    ・輸入品の関税の引き下げ
    ・原料高

    などが食用油業界に追い討ちをかける。

    食用油業界再編 その1
    油3

    ・ホーネンコーポレーション
    ・味の素製油
    ・吉原製油
    ・不二製油
    ・日清製油
    ・リノール油脂
    ・ニッコー製油
    ・昭和産業

    それによって、8社あった食用油メーカーが、

    食用油業界再編 その2
    油4

    ・J-オイルミルズ
    ・日清オイリオグループ
    ・不二製油
    ・昭和産業

    4社に再編。

    大手食用油メーカーの用途別販売量
    油7

    上は、用途別販売量。用途には、家庭向けの「家庭用」、外食などへの業者向けの「業務用」、マヨネーズなどに使用される「加工用」がある。

    ・日清オイリオグループ 加工用50.3% 業務用25.3% 家庭用24.2%
    ・J-オイルミルズ 業務用39.5% 加工用35.8% 家庭用24.6%

    日清オイリオグループ(2602)は加工用に強く、J-オイルミルズ(2613)は、満遍なく強い。

    食用メーカーの成長のカギ
    油8

    ・新しい機能性油の開発
    ・全体的な利益率向上
    ・海外展開

    花王(4452)のエコナや日清オイリオ(2602)のヘルシーリセッタなどに代表されるような「新しい機能性油の開発」や、食用油に付加価値をつけることによる「全体的な利益率向上」や、規模のメリットを生かすために「海外展開」など。

    そこらあたりが、食用油メーカーの成長のカギになってくるだろう。

    06/07/20 オープニングベルより


    日清オイリオ ヘルシーリセッタ 600g日清オイリオ ヘルシーリセッタ 600g
    販売元:日清オイリオ
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    ホームファッション・アイテム
    hf1

    ・生活雑貨
    ・衣料品

    店舗で扱っている商品群。

    ホームファッション・ブランド
    hf2

    ・良品計画(7453) 1,410億円 349店舗 無印良品 
    ・バルス(2738) 226億円 89店舗 フランフラン
    ・サザビーリーグ(7553) 150億円 70店舗 アフタヌーンティーリビング

    上場ホームファッション企業。

    ホームファッション店舗数推移
    hf3

    店舗数は、着実に増加。

    無印商品(7453)来店客男女比
    hf6

    ・男性30:70女性(2005年現在)

    来店客に男性の比率が上がってきている。

    良品計画(7453)客単価推移
    hf9

    ・客単価 2,200円(2005年現在)

    ひとつのブランドの中で、価格帯を広げることにより、客単価をあげることに成功。

    バルス(2738)多ブランド化
    hf8

    ・良品計画(7453) 単一ブランド
    ・バルス(2738) 多ブランド

    良品計画(7453)が「単一ブランド」に対して、バルス(2738)は、バルス東京やJピリオドなど7つの「多ブランド」展開中。

    06/06/29 オープニンブベルより



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    建設機械の国内生産
    建機1

    国内は、公共事業の減少で振るわないが、海外は、景気拡大による需要の伸びや、資源不足による鉱山開発が活発。海外部門が建設機械の生産を牽引。

    主な建設機械と出荷台数
    建機2

    ・油圧ショベル 6.38万台
    ・ミニショベル 7.82万台
    ・ブルドーザー 0.96万台
    ・ホイールローダー 1.73万台
    ・クレーン 1.70万台

    建設機械には、上記のようなものがある。

    総合建機各社の業績 その1
    建機3

    ・コマツ(6301) 1.70兆円 建機機械を幅広く
    ・日立建機(6305) 0.62兆円 油圧ショベルに強い
    ・キャタピラー(未上場) 0.38兆円 三菱重工との合弁

    日本国内では、コマツがナンバーワン。

    総合建機各社の業績 その2
    建機4

    ・キャタピラー(CAT) 4.17兆円
    ・コマツ(6301) 1.70兆円
    ・日立建機(6305) 0.62兆円

    しかし、世界においては、米国のキャタピラーがダントツ。

    総合建機各社の業績 その3
    建機5

    ・コマツ(6301) 1.70兆円
    ・日立建機(6305) 0.62兆円

    日本の上場総合建機業界にフォーカス。

    2社の特徴
    建機6

    ・コマツ 商品構成は充実 エンジンは内製 販路は幅広く強固
    ・日立建機 商品構成は提携によるフルライン化 エンジンは外部調達 販路は中国に強み

    2社の特徴は、上記のとおり。

    建機排ガス規制
    建機8

    2011年から建機の排ガス規制が厳しくなり、環境対応製品の開発が課題になってくる。

    バッテリーショベルと従来機(日立建機)
    建機9

    ・従来機 価格は600万円 駆動はディーゼルエンジン エネルギーは軽油 ランニングコストは1 騒音レベルは低騒音
    ・バッテリーショベル 価格は1,200万円 駆動は電気モーター エネルギーは充電式バッテリー ランニングコストは1/3 騒音レベルは超低騒音相当(-7.3db)

    日立建機(6305)は、環境対応製品として、バッテリーショベルを開発。

    一方、コマツ(6301)はエンジンを内製化しているので、それをどう環境対応してくるかが課題となってきそうだ。

    エリア別売上高構成比
    建機10

    ・コマツ(6301) アメリカ33% 欧州・中近東・アフリカ26% 日本21% アジア・豪州15% 中国5%
    ・日立建機(6305) 日本32% 欧州・中近東・アフリカ21% アメリカ19% アジア・豪州17% 中国11%

    次に、海外戦略。両社とも、中国市場がカギになってきそうだ。コマツ(6301)は、弱い中国市場の開拓。

    一方、日立建機(6305)は中国市場での強みをさらに強化。

    06/07/06 オープニングベルより

    建設機械シミュレーター KENKIいっぱい
    ファブコミュニケーションズ
    2000-02-24


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