A: おはよう、Bさん。チエル株式会社の第3四半期決算が発表されましたね。かなり好調な数字が出ていますが、どう思いますか?
B: おはよう、Aさん。確かに、売上高が前年同期比で89.4%増の6,894百万円、営業利益も108.0%増で555百万円と伸びていますね。これは素晴らしい成長です。特に、成長率が高いのはどの部門ですか?
A: 小学校・中学校部門が特に好調で、売上高は54.4%増の2,077百万千円です。また、高等学校・大学部門も23.3%の増加を見せています。しかし、企業・官公庁部門が333.0%という圧倒的な成長を遂げていて、これは大型システムリプレイス案件の影響が大きいようです。
B: 一方で、悪い点もありますよね。例えば、のれんの償却額が前年同期比で48,024千円も増加していますし、支払利息が前年の33,815千円増加しているというのも懸念材料ですね。
A: その通りです。また、短期借入金と長期借入金が急増しており、特にオキジムの株式を追加取得するために借入が行われたとのこと。この資金調達が今後、財務激化を引き起こすリスクがあります。
B: 財務状況も見てみると、負債の増加が目立ちますね。負債が1,049,812千円増えて、すでに7,823,437千円になっています。これに対して、自己資本比率も27.9%と前期の29.1%から低下しているのも気になります。
A: ただし、総資産は増加しているため、成長の余地はあるとも言えます。特に、新たに借入による資金調達が、どのように企業成長につながるかがキーです。
B: それを考えると、全体としては成長が確認できるものの、リスク要因も多いと言えそうですね。投資としてはどう判断すべきでしょうか?
A: 短期的には成長が期待できる業績ですが、借入の増加や償却の影響も考慮すると、投資には慎重さが必要です。現時点では成長トレンドに乗っていますが、長期的な安定性が確保されるまでは、様子を見る姿勢が良いかもしれません。
B: なるほど、安定した成長性が持続可能かどうかが鍵ですね。その点を見極めながら投資判断を行う必要がありそうです。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 3933 | チエル | 教育システム開発 | 教育ICT関連 | 10.3倍 | 2.20% | 15.0% | 0.77倍 | 進捗率70.3%(3Q時点) |



