ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:プロパスト

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    10/10に、プロパスト(3236)の第1四半期決算が発表された。

    平成21年5月期 第1四半期決算短信
    https://www.release.tdnet.info/inbs/140120081008064476.pdf

    損益計算書
    売上高 234.51億(前年245.90億)
    営業利益 68.33億(前年34.45億)
    経常利益 58.12億(前年21.35億)
    純利益 3.13億(前年11.50億)

    貸借対照表
    総資産 1656.54億(前回1772.82億)
    純資産 255.88億(前回264.09億)
    自己資本比率 15.2%(前回14.6%)

    キャッシュフロー計算書
    営業CF 90.15億(前年 △55.00億)
    投資CF △1.64億(前年 △0.56億) 
    財務CF △81.70億(前年 101.05億)
    現金 55.31億(前回 48.51億)

    減収増益
    ・売上減少要因 サブプライムローン問題などのマクロ的要因、物件購入意欲の
    低下
    ・利益増加要因 ???(たな卸資産評価損の売上原価計上があったのにもかかわらず、利益が増加しているのがなぜか、言及されていないし、分からない)

    純利益が激減
    たな卸資産評価損などの特別損失の増加によるもの。

    総資産が減少
    販売用不動産、一年内返済予定の長期借入金、長期借入金の減少のよるもの。

    純資産が減少
    利益剰余金の減少によるもの。

    まとめ
    予想連結PER1.4倍、予想配当利回り9.28%、PBR0.21倍(08/10/22現在)

    減収増益でムダの減った会社。通期予想は、1505.55億。単純計算すると、234.51億×4=938.04億で、未達かな?!引渡しが3月に集中するため、下期に売上偏重する傾向があるが、不動産市況はまだまだ予断の許さない状態にあり、不透明。

    キャッシュフロー計算書を見ると、たな卸資産は圧縮されているし、借金は返済されているし、現金は増加している。市況にあったお金の使い方をしており、一時期倒産がささやかれていた会社だとは思えない。市況が回復したら注目したい会社だ。

    しかし、たな卸資産評価損の売上原価計上があったのに、利益が増加しているのがちょっと不思議だ。

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    最近、危ない不動産会社を略して、PKKSNL・USA・AAA・USAJ・三ト物語などなど、いろいろな風に呼ばれている。その中で、三ト物語。

    龍野:ディケンズの「二都物語」にひっかけた「三ト物語(さんとものがたり)」というものがある。カタカナの「ト」の部分にアクセントがかかる新興不動産3社ですよ。
    08/07/05 エン・スパより抜粋


    どこなんだろう??トーセイ(8923)プロパスト(3236)アトリウム(8993)エスグラント(8943)シーズクリエイト(8921)などなど、挙げだしたらきりがない。(よくわからないので、「ト」のつく上場企業を挙げてみた)

    それに該当する候補、プロパストの決算が7/10に発表された。

    平成20年5月期決算短信
    http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=616456

    概略は、以下の通り。

    売上高 
    1107.83億 前年比 *37.8%増
    営業利益 
    *225.95億 前年比 *68.3%増
    経常利益 
    *173.38億 前年比 *85.8%増
    純利益
    *109.32億 前年比 123.1%増

    すごくね!!経営不振の不動産会社だとは思えない。つーことは、資金繰りが悪いのかな?!ならば、四半期ごとのキャッシュフローを見てみよう。

    四半期ごとのキャッシュフロー
    ・第一四半期(07/06〜07/08) 営CF △55.00億 投CF △0.56億 財CF 101.05億 現金 80.18億 自己資本比率 10.9%
    ・第二四半期(07/09〜07/11) 営CF 141.21億 投CF △2.94億 財CF △84.08億 現金 134.37億 自己資本比率 14.6%
    ・第三四半期(07/12〜08/02) 営CF △201.81億 投CF △0.53億 財CF 97.44億 現金 29.46億 自己資本比率 14.3%
    ・第四四半期(08/03〜08/05) 営CF △30.07億 投CF 11.76億 財CF 37.35億 現金 48.51億 自己資本比率 14.6%

    第二四半期(07/09〜07/11)に現金が134.37億あったのが、第三四半期(07/12〜08/02)に現金が29.46億に激減。これだと資金繰り大丈夫かよと不安になる。もし、この会社をホールドしてたならば、第三四半期(07/12〜08/02)あたりで、おれならば損切りしていたと思う。この時期に、ホールドしていたヤツは漢だね(笑)。だが、第四四半期(08/03〜08/05)には、借入も出来ているし、現金も増えているし、もう大丈夫じゃないかな・・・多分。

    そして最後に、今期の予想。

    今期の業績予想(平成21年売上高)
    中間 *480.98億 前年比35.3%減
    通期 1691.73億 前年比52.7%増

    不動産引渡しの集中する3月が下期にあり、下期に売上が偏重する傾向があるかもしれないが、やはり、ここも上半期は厳しく、下半期には回復してくると予想しているようだ。

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