ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:マルマエ

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    Aさん:「マルマエの2025年8月期の決算、売上高が11,403百万円で前年同期比140.1%の増加だね。」

    Bさん:「確かに成長しているね。ただ、営業利益は2,103百万円と、大幅な増加ながらも、販売管理費が113.8%増になった影響だと思う。経費の増加が気になる。」

    Aさん:「売上原価も前年より増えているし、その影響で売上総利益率は31.1%になっているのは、一時的な要因なのかもしれない。でも、営業利益率が18.4%になるのは悪くないよ。」

    Bさん:「ただ、経常利益が1,936百万円で、親会社株主に帰属する当期純利益が1,355百万円と結構な損失も出てるし、長期借入金も長くなっているから、財務体質に影響が出てくる可能性がある。」

    Aさん:「うん、その通りだね。自己資本比率が62.5%から32.1%に低下したのも一因。圧迫要因が増えているのは懸念材料だ。」

    Bさん:「一方で、半導体とFPD分野の成長は顕著で、新規設備投資の停滞が影響しているけど、長期的な成長は期待できるかもしれないね。」

    Aさん:「特に、KMACの連結フル寄与による収益改善が見込まれる2026年も注目。売上高17,200百万円、営業利益2,800百万円の予想があるから、成長を読み込む余地がある。」

    Bさん:「そうなると、配当性向も35%以上目指しているとのことだし、株主還元の面でも安心できる要素があるね。」

    Aさん:「ただ、短期的にみると、営業損失296百万円の見込みも抱えているから、リスクとリターンを注意深く見極める必要があるね。」

    Bさん:「総じて、マルマエは成長のポテンシャルを秘めつつも、短期的な課題も多い印象。成長が確認できれば、長期的な投資対象として魅力的かもしれない。」

    Aさん:「結論としては、リスクを承知の上で、将来の成長を期待できるなら投資対象として考える価値はあるかな。」

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    6264 マルマエ 製造装置向け部品メーカー 半導体関連 18.3倍 2.84% 0.26% 2.25倍 進捗率113.0%(4Q時点)




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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を会話形式で分かり易く解説します。



    Aさん: じゃあ、株式会社マルマエの2025年8月期第2四半期決算の良い点と悪い点について、簡単に説明しようか。

    Bさん: うん、よろしく。

    Aさん: まず、良い点からだね。売上高は前年同期比で91.7%増の3,911百万円、営業利益も前年は損失だったのに、今回は1,952百万円の黒字になったんだ。経常利益も944百万円、純利益は664百万円と、すべて大幅に改善しているんだよ。

    Bさん: すごいね!特に営業利益が大きく改善しているのが大きいな。でも、何か要因があるの?

    Aさん: 半導体分野が好調だったのが一番の要因だね。過剰在庫の解消が進んで、新規顧客からの受注も増えたみたいだ。それに、材料費や労務費の増加はあったけど、それ以上に受注が増えて利益が伸びたんだ。

    Bさん: なるほど。他にもポジティブな点はある?

    Aさん: はい、キャッシュ・フローも改善しているよ。営業活動によるキャッシュ・フローは507百万円と前年同期の411百万円から増加したし、投資活動による支出は増えたけど、財務活動では長期借入金での収入があったから、最終的には現金が685百万円増えたんだ。

    Bさん: それは安心だね。でも、悪い点は?

    Aさん: そうだね、まず、負債が1,254百万円増えて5,554百万円になった点かな。特に長期借入金が増えて、資金繰りには注意が必要かもしれない。それと、M&A関連の費用はまだ第3四半期から連結決算に組み込まれる予定で、今は費用がまだ発生していない状態なんだ。

    Bさん: M&Aはまだ費用が反映されていないのか…。それがどう影響するかが心配だね。あと、予想の変更はどうだった?

    Aさん: うん、業績予想は半導体分野の好調により上方修正されたんだけど、通期の業績予想はまだ不透明な部分が多くて、変更はしていないんだ。それに、2025年3月4日からは連結決算が始まるから、今後の業績にどう影響するか注視する必要があるね。

    Bさん: なるほど。M&Aの影響や今後の連結決算がどうなるかがカギになりそうだね。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    6264 マルマエ 液晶・半導体・太陽電池製造装置向け部品 半導体関連 13.7倍 2.61% 0.26% 0.38倍 進捗率62.9%(2Q時点)




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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.売上高の大幅増加
    ・2025年8月期第1四半期の売上高は1,911百万円で、前年同期比71.1%増加。特に半導体分野での受注拡大が寄与しています。

    2.利益の大幅改善
    ・営業利益は444百万円(前年同期は22百万円の損失)、経常利益は443百万円(前年同期は49百万円の損失)、四半期純利益は308百万円(前年同期は39百万円の損失)と、全ての利益指標が黒字化し、大幅に改善しました。

    3.半導体分野の好調
    ・半導体分野の売上高は1,517百万円で前年同期比97.2%増加。ロジックファウンダリやDRAM向けの投資が続き、新規顧客からの受注も拡大しています。

    4.利益率の改善
    ・設備稼働率の上昇や原価率の改善により、利益率が大幅に向上。受注損失引当金や棚卸評価損の減少(66百万円)も寄与しています。

    5.財務の安定性
    ・自己資本比率は62.1%と高水準を維持しており、財務基盤が安定しています。

    6.将来の成長見通し
    ・半導体分野では消耗品や新品種の需要が堅調に推移する見通しがあり、FPD分野でも設備投資が継続しているため、今後の成長が期待されます。

    悪い点
    1.現金及び預金の減少
    ・現金及び預金が498百万円減少しており、資金繰りに注意が必要です。

    2.FPD分野の停滞
    ・FPD分野の売上高は302百万円で前年同期比0.2%減少しており、成長が鈍化しています。

    3.その他分野の不透明感
    ・その他分野では、中国市場の不透明感が影響し、太陽電池製造装置向けの引き合いが予算に織り込まれていない状況です。

    4.負債の増加
    ・負債が96百万円増加し、4,397百万円となっています。特に未払法人税等やその他流動負債の増加が目立ちます。

    5.減価償却費の高水準
    ・減価償却費が210百万円と高水準であり、設備投資の負担が利益に影響を与える可能性があります。

    6.配当の据え置き
    ・年間配当金は30円で据え置きとなっており、増配が期待されていた株主にとっては物足りない結果となる可能性があります。

    これらの点を考慮し、今後の投資戦略を検討することが重要です。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    6264 マルマエ 製造装置向け部品 半導体関連 18.0倍 1.98% 0.26% 4.16倍 進捗率29.5%(1Q時点)




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    証券コード 社名 業種 関連銘柄 トピックス PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    3075 銚子丸 寿司屋 外食関連 山手線内第1号店「すし銚子丸 小石川店」2022/06/25新規出店 14.5倍 0.53% 3.10% 0.95倍 進捗率46.2%(2Q時点)
    6264 マルマエ 半導体製造装置部品 半導体関連 半導体市況停滞も好決算 10.9倍 2.30% 16.4% 2.37倍 進捗率39.9%(1Q時点)


    *直近の決算が売上10%以上成長の企業を掲載

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