A: おはよう、Bさん。ユーラシア旅行社の2026年9月期第1四半期決算について話しましょう。今期は営業収益が16.8%増の1,138百万円でしたが、営業利益は4百万円の微増にとどまりましたね。
B: おはよう、Aさん。そうですね、営業収益が増えたのはいいニュースですが、営業損益がほとんど改善されていないことは気になります。前年同期は営業損失31百万円でしたから、実質的には営業利益の回復は見られないです。
A: 加えて、親会社株主に帰属する四半期純損失が5百万円になってしまったのは、少し残念です。ただ、前年の22百万円の損失からの改善が見られるのは前向きな要素です。
B: 確かに。旅行業界全体としては、物価上昇や政治的な不確実性から消費者の旅行意欲に影響が出ている中、参加者数の増加や旅行単価の上昇は好材料です。特に、10月度の海外募集型企画旅行において参加者数が12%増加したのは大きいですね。
A: その通りです。更に、旅行前受金の増加が観察されており、顧客が旅行を楽しみにしている兆しとも受け取れます。ただ、資産が減少している点や自己資本比率が56.7%に低下したことは、財政的な健全性が落ちている印象を与えます。
B: また、配当政策も注目ポイントですね。配当予想が今期は50.00円ということで、株主還元に積極的な姿勢を示しています。ただ、実際の業績による変動には注意が必要です。
A: 総合的に見ると、ユーラシア旅行社は回復基調にあるものの、安定した成長を継続できるかは不透明です。短期的には厳しい競争環境が続きそうです。
B: そうですね。魅力的な部分も多いですが、リスクも考慮すると投資対象としては慎重になる必要があるかもしれません。ただし、旅行需要の回復が本格化する可能性もあるため、今後の動向を注視する価値はあると思います。
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 9376 | ユーラシア旅行社 | 熟年向け海外旅行 | 円高メリット関連 | 30.6倍 | 5.23% | 6.20% | 0.73倍 | 進捗率0.0%(1Q時点) |



