不動産投資信託(REIT)相場が軟調だ。
日銀がマイナス金利政策を早期に修正するとの観測から、一般に「金利上昇に弱い」とみられるREITを避ける動きが広がる。
財務健全性は全体的には改善しているものの、銘柄間の格差は大きい。
金利上昇で優勝劣敗が鮮明となれば、再編機運が高まり市場の活性化につながる可能性もある。
リート関連が軟調ですよね。
軟調な理由は以下のように考えられます。
まずは「他の金融商品との競争激化」です。
金利が上昇すると、他の金融商品や債券などの利回りが魅力的になります。
それによりリート関連が売られる傾向があります。
次に「融資コストの上昇」です。
リートは通常、融資を利用して不動産を取得します。
金利が上昇すると、融資コストが増加し、収益性が低下する可能性があります。
最後に「リスク回避の動き」です。
金利上昇は一般的に経済の変動や不確実性を引き起こす可能性があります。
そのため、リスク商品を売却する傾向が強まります。
なので、金利上昇局面ではリート関連を買うことは控えたほうがよろしいかと。
証券コード | 社名 | リート特性 | 配当利回り |
---|---|---|---|
8963 | インヴィンシブル投資法人 | ホテル・住居タイプ | 5.94% |
3451 | トーセイ・リート投資法人 | オフィス・住居タイプ | 5.27% |
3476 | 投資法人みらい | オフィス・商業施設タイプ | 5.27% |
3476 | マリモ地方創生リート投資法人 | 住宅・商業施設タイプ | 5.23% |
3488 | ザイマックス・リート投資法人 | オフィス型 | 5.22% |
