ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:丸井

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    Aさん:丸井グループの2026年3月期第2四半期の決算を見ましたが、売上収益が前年比10.1%増の136,427百万円というのは良い結果ですね。

    Bさん:確かに、営業利益も22.7%増の26,395百万円となっていますし、全体的に好調ですね。特にフィンテックセグメントの成長が大きいと感じます。

    Aさん:その通りです。フィンテックでは、エポスカードの新規会員数が過去最高を記録し、特に「好き」を応援するカードが若者に人気を集めているようです。この動きがカードの取引高を引き上げています。

    Bさん:一方、小売セグメントも非物販テナントの導入が進んでいるようですが、営業利益が前年比57%増で、こちらも期待通りの成長ですね。とはいえ、未稼働の店舗面積が依然として課題です。

    Aさん:そうですね。新たなテナントを導入して未稼働区画を減らす努力はしているものの、今後も店舗経営の効率化が求められます。また、自己株式の取得や配当金の引き上げも計画している点が株主にはプラスです。

    Bさん:配当金は、今期は65円で、通期では131円を予想していますね。これも株主還元の姿勢が現れていて良い印象です。しかし、自己資本比率が22.0%に下がり、若干の不安要素でもあります。

    Aさん:確かに、借入金も増加していますが、フィンテックの成長が今後の利益を支える柱として期待されます。サステナビリティへの取り組みも進んでおり、将来的なリスク管理も視野に入れている企業として、評価されるべきですね。

    Bさん:結論として、丸井グループは成長性と収益力を持つ企業ですが、資本構造の見直しや、今後のリスクへの備えも必要です。投資対象としては、長期的に見れば魅力的ですが、短期的には注意が必要かなと思います。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    8252 丸井グループ 若者向け百貨店 フィンテック関連 19.5倍 4.30% 10.6% 2.20倍 進捗率54.9%(2Q時点)




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    A: 今日は丸井グループの2026年3月期第1四半期の決算について話しましょう。まず、良い点としては、売上収益が67,401百万円で前年比12.9%増、営業利益が139億円で37.1%増と、どちらも過去最高を更新したことですね。

    B: 確かに、特にフィンテック事業の成長が大きいですね。フィンテックの営業利益が135億円で前年同期比で28%増加しており、金融業務の強化が功を奏している印象です。

    A: その通りですが、改善すべき点もあります。営業外費用が増加しており、特に金利の上昇が影響しているようです。営業外費用は前年よりも7億円増えていて、これは注意が必要ですね。

    B: また、自己資本比率も21.5%と、前年の23.4%から下がっています。自己資本可能性に目を向けると、長期的な資金調達の面でリスクを抱えていますね。

    A: そうですね。流動資産の増加も見られる一方で、流動化債権の増加が確認されており、これが将来的な資金調達に影響を及ぼすかもしれません。

    B: ですが、小売セグメントもある程度の成長を見せています。特に非物販テナントの導入が進み、テナント収入が増加した結果、営業利益も前年より増加しています。体験型テナントの成功例が多いようです。

    A: また、「好き」を応援するイベント「HUNTER×HUNTER」「たまごっちのプチプチおみせっち」など、ユニークなサービスが顧客の支持を得ていますね。新規会員数も過去最高を記録しており、ブランド力の強化につながっています。


    B: 投資対象として考えた場合、丸井グループは成長戦略がありながら、財務面のリスクも抱えている状況ですね。中長期の成長可能性は感じますが、短期的な資金の流動性と金利の影響を考えると、注意が必要です。

    A: 結論として、丸井グループは今後の成長が期待できる企業ですが、財務健全性を維持しつつ、リスクを適切にマネジメントする必要があります。投資対象としてはポテンシャルがあるものの、リスクをよく考慮しての判断が求められますね。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    8252 丸井グループ 若者向け百貨店 百貨店関連 20.6倍 4.06% 10.6% 2.31倍 進捗率29.5%(1Q時点)




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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.売上収益の増加
    ・売上収益が前年同期比で10.1%増加し、187,778百万円に達成しました。小売・フィンテックセグメント両方の成長が寄与。

    2.営業利益および経常利益の増加
    ・営業利益は33,289百万円(前年比+15.1%)、経常利益は30,348百万円(前年比+11.7%)を記録し、順調な増益が確認されました。

    3.フィンテックセグメントの堅調な成長
    ・カードクレジット取扱高が前年比+10%で大幅に拡大し、エポスカードの新規会員数も増加(前年比+1万人)。カード事業が収益を大きく牽引。

    4.非物販テナントの強化
    ・店舗バリューアップにより、非物販テナント構成が63%(前年比+5%)へと拡大し、安定的な賃貸収益が確保されました。特に体験型テナントやイベント型の店舗が貢献しました。

    5.株主還元の向上
    ・年間配当金を過去最高額となる106円(前年比+5円)とし、株主への利益還元を強化している点は良い評価。

    悪い点
    1.キャッシュフローの悪化
    ・営業キャッシュフローが前期比で大幅悪化(前年▲362億円→本期▲896億円)しており、資金流動性の課題が浮き彫りになりました。

    2.有利子負債の増加
    ・前年に比べて有利子負債が大幅増加(前年比+1,403億円)し、財務基盤の圧迫のリスクが懸念されています。

    3.利益剰余金の減少
    ・利益剰余金が前年同期より減少(164,453百万円 → 163,901百万円)。純資産も減少しており、自己資本比率は21.2%まで低下(前期25.2%)。

    4.減損損失の増加
    ・固定資産の減損損失が発生(496百万円)し、一部事業の効率的な資源配分に課題あり。

    5.自己株式取得費用の増加
    ・自己株式の取得に伴う支出が前年より増加(約10,758百万円)、資金の活用に慎重さが求められる。

    2025年3月期第3四半期では、小売とフィンテックの両セグメントが順調に成長し、売上収益や営業利益が増加しました。
    特に、フィンテック事業の拡大と店舗改革が業績向上に大きく寄与しました。
    一方で、有利子負債の増加や営業キャッシュフローの悪化など、財務面の課題も見られます。
    今後は財務強化とキャッシュフロー改善が必要です。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    8252 丸井グループ 若者向け百貨店 フィンテック関連 18.0倍 4.16% 9.88% 2.26倍 進捗率74.0%(3Q時点)




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    ブログネタ
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    大手百貨店の業績
    高島屋(8233) 売上7748億 営業225億(↑21%)
    三越(2779) 売上6169億 営業81億(↑29%) 
    大丸(8234) 売上6004億 営業196億(↑20%)
    松坂屋(8235) 売上2490億 営業38億(↑41%)

    百貨店は、「百貨店」と「ファッションビル」に区分される。

    百貨店
    ・中高年
    ・3〜4万円
    ・小売業
    ・高島屋(8233)、西武、そごう、三越(2779)、大丸(8234)など

    ファッションビル
    ・若年層
    ・〜1万円
    ・ディベロッパー
    ・ルミネ、パルコ(8251)、109、丸井(8252)など

    「百貨店」は、自前で仕入れて、自前で売るタイプ。売れ残れば、在庫リスクが発生。売れれば、客に対応する人材を確保するため、雇用コストが発生。あまり旨みがない。現在百貨店は、テナントを誘致するタイプのファッションビルへと方向転換を模索中。

    一方、「ファッションビル」は、有望なテナントを誘致して、賃料などを得るだけなので、在庫リスクや雇用コストがかからない。また、プロパティマネジメント事業でファッションビルのノウハウを活用し、さらなる成長へ。

    06/01/12 オープニングベル セクター分析より

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