ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:二階堂重人

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    本日は『短期売買(スイングトレード)で毎週を給料日にする―デイトレードから2週間までの短期決戦』の要約・レビューになります。

    第1章 スイングトレードで稼ごう!
    ・スイングトレードとは、1日から2週間くらいで決済する売買のこと。
    ・高度経済成長期の時代は、株を持っているだけで儲けることができた。だが現在は長期上昇トレンドが続かない相場。そのため儲けるには短期売買の方が有利。
    ・スイングトレードの最大のメリットは、資金効率のよさ。
    ・スイングトレードはテクニカル分析が主。

    第2章 スイングトレードを始めよう!
    始めるために用意するもの、パソコン、ネット回線、プリンター、資金、証券口座。

    第3章 スイングトレーダーのための実践基礎知識
    ・信用取引は、資金の3倍まで取引することが可能。
    ・信用取引は、先に売って、あとから買うという売買が可能。
    ・信用取引を利用するときは、取引金額の2倍までに抑え、早めのロスカットを心掛ければリスクをかなり抑えられる。
    ・信用買いの損失のリスクは、限度があるが、信用売り(カラ売り)の損失のリスクは、限度がない。
    ・出来高は仕掛けのタイミングを見極める重要なファクター。
    ・デイトレードは、1分足・2分足・5分足を使う。
    ・スイングトレードは、日足と週足チャートを使う。
    ・中長期投資は、月足と年足を使う。
    ・売買のタイミングは日足、株価の位置は週足。
    ・順張りは、値動きに合わせた仕掛け。
    ・逆張りは、値動きに逆らった仕掛け。

    第4章 これがスイングトレーダーの売買テクニックだ!
    ・カンによる売買はやめること。
    ・下ヒゲが長いほど、株価は反発しやすい。
    ・上ヒゲが長いほど、株価は下落しやすい。
    ・出来高が多いということは、多くの人数で争った結果。
    ・多くの投資家の売買で決まった力関係のため、シグナルの信用性が高く、確率も高くなる。
    ・低い位置で出現した下ヒゲほど反発する確率が高い。
    ・高い位置で出現した上ヒゲほど反発する確率が高い。
    ・長い下ヒゲ、出来高増加、株価が低位置、これが買いを仕掛けるタイミング。
    ・長い上ヒゲ、出来高増加、株価が中高位置、これが売りを仕掛けるタイミング。
    ・大陰線、出来高増加、株価高位置、これが売りを仕掛けるタイミング。
    ・レンジからの長めの陽線が出現、出来高急増、株価低中位置、これが買いを仕掛けるタイミング。
    ・ストップ高銘柄の比例配分は、翌日以降も上昇する可能性が高いので、一応買いを入れとく。
    ・陽線、出来高急増、株価低中位置、日経平均上昇トレンド、これがオーバーナイトで買いを仕掛けるタイミング。
    ・材料が出た銘柄、その銘柄の信用売り残チェック、信用売り残の多い銘柄が下げ止まり、これが材料蒸し返し狙いで買いを仕掛けるタイミング。
    ・物色の輪が広がり、十数銘柄にまとまった買いが入る、物色銘柄のなかにストップ高するものが現れる、日替わりで物色銘柄がでてくる、これが物色相場が終わる兆し。
    ・上昇率ランキングなどのランキングを利用して、値動きのよい銘柄を効率よく探す。
    ・陽線が続いたあとに陽線が出たら、大陰線が出たら、長い上ヒゲが出たら、これが利食いのタイミング。

    第5章 自動売買システムを活用しよう!
    ・自動売買システムとは、ネット証券のサービスソフトを使って、株価の動きなどが指定した条件に該当したとき、自動的に注文を出す売買のこと。
    ・逆指値注文、Uターン注文、W注文、良く使われている売買システム。
    ・逆指値注文とは、「この水準まで下落したら成り行き売り」などというように、通常の指値とは反対の証券・為替の注文方法。
    ・Uターン注文は、買いと売りを同時に注文できる注文。
    ・W注文は、利食いと損切りの指し値注文を同時に出来る注文。

    第6章 スイングトレーダーとして生き残るために
    ・寄り付き前にやること(米国株式市場の終値を確認・日経平均の1日の動きを予想・材料が出た銘柄を発見・個別銘柄の動きを予想・利食い・ロスカット・仕掛けを検討・買い注文)
    ・大引け後にやること(仕掛けている銘柄の終値チェック・注文の約定と注文を出した銘柄の終値をチェック・資料整理・日足チャートでシグナルをチェック・翌日狙う銘柄をチェック)
    ・含み損が出たときの対処法(塩漬け・ロスカット・ナンピン)
    ・スイングトレードでは塩漬けは厳禁。
    ・順張りと逆張りではどちらの勝率がよいか?買いとカラ売りではどちらの勝率がよいか?オーバーナイトと数日間のトレードではどちらの勝率がよいか?自分の得意パターンを発見。



    にほんブログ村 株ブログへ

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    これから始める株デイトレード―目標は元金30万円で毎日1万円の利益!これから始める株デイトレード―目標は元金30万円で毎日1万円の利益!
    著者:二階堂 重人
    販売元:日本文芸社
    発売日:2005-06
    おすすめ度:4.0
    クチコミを見る


    序章 勝ち組トレーダー・二階堂の売買テクニック
    2大テクニック
    ・リバウンド狙いテクニック
    ・波乗りテクニック

    デイトレードに必要な5つのアイテム
    ・資金 最低30万円
    ・パソコン 持っているパソコンでOK
    ・回線 できればブロードバンド
    ・プリンター 勝率を上げるために欠かせない
    ・取引口座 ネット証券は安さで選ぶ

    デイトレード3大ツール
    ・5分足チャート
    ・板
    ・ランキング

    第1章 デイトレードをはじめよう!
    高度経済成長期は、長期にわたって上昇トレンドがつづいたので、株を長期間持っていた方が有利だった。だが、バブル経済崩壊後は、上昇トレンドが長期間続かないので、株を持つ期間は短い方が有利になった。だから、現在の相場環境はデイトレードが向く。

    また、中長期投資の場合、株価が横ばいのときや下げているときは、「無駄な時間」で、資金効率が悪いし、米国株式市場の大幅下落した場合など、持ち越しのリスクがある。しかし、デイトレードは、株価が上がったらすぐに売る。下がると思ったらすぐに売るので、資金効率が良い。そして、デイトレードは当日決済なので、持ち越しによるリスクを回避できる。

    第2章 デイトレードの準備
    資金
    デイトレードを始めるには信用取引ができる30万以上の資金を用意。

    パソコン
    デイトレードでは1秒を争うときがあるので、使用するパソコンはなるべく処理能力の高いものにする。

    回線
    ネットへの接続環境はブロードバンドにして、注文を1秒でも速く市場に出せるようにする。

    プリンター
    取引終了後に、売買履歴と5分足チャートをプリントアウトしてその日の売買を振り返る。

    取引口座
    売買手数料の安いネット証券を選んで売買にかけるコストを抑える。
    自分の売買に必要な情報やトレードシステムを提供しているネット証券を選ぶ。

    信用取引とは
    ・信用取引は資金の約3倍の金額まで売買できる。
    ・信用取引は値下がりすることによって儲けられる「カラ売り」ができる。
    ・信用銘柄は信用買いしかできないが、貸借銘柄は信用買いと信用売りができる。
    ・委託保証金率が25%を割ると追証が発生する。

    第3章 勝つための知識を学ぶ
    5分足チャート
    ・自分のトレードスタイルにあった日中足チャートを選ぶ。
    ・ローソク足チャートで株価の動きを捉える。


    ・板で注文状況を把握する。
    ・板の厚さ薄さを見る。
    ・板で買い手と売り手の力関係を読むことによって、トレンドや反転のタイミングを・予測することができる。

    ランキング
    ・取引時間中はランキングを頻繁に見て仕掛ける銘柄を探す。
    ・ランキングを見るときは、値幅、出来高、関連キーワードなどに注目する。

    第4章 リバンド狙いテクニック
    ・下落中に出現した長めの陰線で買いを仕掛ける。
    ・長めの下ひげ(陰線でも陽線でもOK)が出現したら買いを仕掛ける。ただし、株価・高位置では見送る。
    ・突発的な大陰線は買いを仕掛けるタイミング。
    ・ギャップダウンで寄りつく場合は買いを仕掛けるタイミング。

    ギャップダウン:前日の終値よりも大きく下落し、窓を空けて寄り付いた状態

    第5章 波乗りテクニック
    ・小動きから長めの陽線が出現したら買いを仕掛けるタイミング。
    ・寄り付き1本目に長めの陽線が出現したら買いを仕掛けるタイミング。
    ・後場寄り1本目に長めの陽線が出現したら買いを仕掛けるタイミング。
    ・後場寄りのギャップアップは買いを仕掛けるタイミング。

    ギャップアップ:前日の終値よりも大きく上昇し、窓を空けて寄り付いた状態

    第6章 勝ちトレーダーへの道
    ・ランキングで仕掛けられそうな銘柄を探し、5分足チャートと板で仕掛けのタイミングを見極める。
    ・日経平均が上昇しているときは波乗り、日経平均が下落しているときはリバンド狙いを中心にして仕掛けるというように、日経の動きによってトレンド戦略を変える。
    ・どんな状況でも自分のトレードスタイルを貫く強い意志を持つこと。

    感想
    最初は、一日一万円の利益を出すことを目標にして、達成できたら、目標金額をあげるといった無理のない方法論を唱えている。

    失敗してもリスクが小さいので、デイトレードをちょっとやってみようという人にはオススメの著書かも。

    にほんブログ村 株ブログへ

    このページのトップヘ