1: :2014/05/21(水) 08:46:57.62 ID:
任天堂の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」が、世界最大のゲーム市場の米国で深刻な販売不振に陥っている。銃を対人で撃ち合う米国で人気のゲームにソフトが出せていない“ミスマッチ”が主な要因だ。ただ、これらのゲームは銃の乱射事件が起きるたびに規制の声が強まるなど「銃社会・米国」を象徴している。家族で遊ぶゲームを得意とする任天堂は積極的に参入しにくい分野で、WiiU不振との狭間で苦悩する。3年連続で営業赤字を計上した任天堂に巻き返しの秘策はあるのか。
■日本の50倍…米で人気“撃ち合い”ゲーム
米国と日本では文化の違いもあり、ヒットするゲームに大きな相違がある。
米国では家庭用ゲーム機を遊ぶ人もパソコンゲームからの移行が多く、ゲームが「子供のおもちゃ」の扱いを受けることが多い日本と異なり、「大人の趣味」として認められている。
そんな米国で最も人気のあるジャンルが、リアルな戦場を舞台にプレイヤーの視点(1人称視点)で銃などを撃ち合う「ファースト・パーソン・シューティング(FPS)」だ。熱心にゲームを遊ぶ「コアゲーマー」に人気があり、インターネットを通して対人戦を楽しんでいる。
FPSの頂点に立つのが米アクティビジョンの「コール・オブ・デューティー」シリーズで、ほぼ毎年新作を発売し、世界で1500万本、米国だけで1千万本程度を販売している。
一方、日本では同シリーズの販売は30万本程度にとどまり、「戦争」や「銃」が身近な米国と、そうでない日本との違いがもっともよく現れているジャンルといえる。
ただ、米国でもこれらのゲームが銃社会を助長しているとの批判がある。人を撃ち殺す過激な描写があるため、購入には年齢制限がつけられる場合が多い。このため、リビングで家族が集まって遊ぶのを理想とする任天堂がFPSに及び腰になるのも無理はない。
ところが、任天堂のライバル、ソニーの据え置き型ゲーム機「プレイステーション4」はFPSのゲームを豊富にそろえ、米国での販売は絶好調。約1年先に発売したWiiUを販売台数で抜き去った。
平成27(2015)年3月期の黒字化を目指す任天堂にとっては米国での販売回復は不可欠で、ニーズと販売ソフトの“ミスマッチ”が頭の痛い問題になっている。
■開発会社売却は戦略ミス?
任天堂も過去にFPSのゲームを出したことがある。WiiUの3世代前の据え置き型ゲーム機「ニンテンドー64」で、人気スパイ映画「007」をテーマにしたFPSを1997年に世界で発売。パソコンで遊ばれていたFPSを家庭用に持ち込んだとしてコアゲーマーから高く評価された。
このゲームを開発したのが英国のレア社。当時、任天堂が株式の過半数を所持しており、任天堂ブランドで「ドンキーコング」などヒットタイトルを数多く出したが、2002年にゲーム事業に参入したばかりの米マイクロソフト(MS)に売却した。
売却の理由について、任天堂は当時、「レア社のソフト開発本数が減り、新型ゲーム機の立ち上げ時にソフトがそろわなかった」などと説明していた。
売却額は3億7500万ドル(当時約400億円)と巨額で、成否の判断は一概に難しいが、MSのゲーム機がFPSを多数そろえて米国で人気が高いのに対して、WiiUがソフト不足に苦しんでいることから、売却は裏目に出ているといえる。
専門家は「当時まだMSのゲーム事業は成功しておらず、任天堂は油断したのではないか」と振り返る。
任天堂の岩田聡社長は5月7日の決算会見で「任天堂も過去にFPSを出していた。むしろ先駆けともいえる。それを開発したのはレア社だった」と話し、戦略ミスを事実上認めた。...
詳しくはソース http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140521/wec14052107000001-n1.htm
任天堂の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」が、世界最大のゲーム市場の米国で深刻な販売不振に陥っている。銃を対人で撃ち合う米国で人気のゲームにソフトが出せていない“ミスマッチ”が主な要因だ。ただ、これらのゲームは銃の乱射事件が起きるたびに規制の声が強まるなど「銃社会・米国」を象徴している。家族で遊ぶゲームを得意とする任天堂は積極的に参入しにくい分野で、WiiU不振との狭間で苦悩する。3年連続で営業赤字を計上した任天堂に巻き返しの秘策はあるのか。
■日本の50倍…米で人気“撃ち合い”ゲーム
米国と日本では文化の違いもあり、ヒットするゲームに大きな相違がある。
米国では家庭用ゲーム機を遊ぶ人もパソコンゲームからの移行が多く、ゲームが「子供のおもちゃ」の扱いを受けることが多い日本と異なり、「大人の趣味」として認められている。
そんな米国で最も人気のあるジャンルが、リアルな戦場を舞台にプレイヤーの視点(1人称視点)で銃などを撃ち合う「ファースト・パーソン・シューティング(FPS)」だ。熱心にゲームを遊ぶ「コアゲーマー」に人気があり、インターネットを通して対人戦を楽しんでいる。
FPSの頂点に立つのが米アクティビジョンの「コール・オブ・デューティー」シリーズで、ほぼ毎年新作を発売し、世界で1500万本、米国だけで1千万本程度を販売している。
一方、日本では同シリーズの販売は30万本程度にとどまり、「戦争」や「銃」が身近な米国と、そうでない日本との違いがもっともよく現れているジャンルといえる。
ただ、米国でもこれらのゲームが銃社会を助長しているとの批判がある。人を撃ち殺す過激な描写があるため、購入には年齢制限がつけられる場合が多い。このため、リビングで家族が集まって遊ぶのを理想とする任天堂がFPSに及び腰になるのも無理はない。
ところが、任天堂のライバル、ソニーの据え置き型ゲーム機「プレイステーション4」はFPSのゲームを豊富にそろえ、米国での販売は絶好調。約1年先に発売したWiiUを販売台数で抜き去った。
平成27(2015)年3月期の黒字化を目指す任天堂にとっては米国での販売回復は不可欠で、ニーズと販売ソフトの“ミスマッチ”が頭の痛い問題になっている。
■開発会社売却は戦略ミス?
任天堂も過去にFPSのゲームを出したことがある。WiiUの3世代前の据え置き型ゲーム機「ニンテンドー64」で、人気スパイ映画「007」をテーマにしたFPSを1997年に世界で発売。パソコンで遊ばれていたFPSを家庭用に持ち込んだとしてコアゲーマーから高く評価された。
このゲームを開発したのが英国のレア社。当時、任天堂が株式の過半数を所持しており、任天堂ブランドで「ドンキーコング」などヒットタイトルを数多く出したが、2002年にゲーム事業に参入したばかりの米マイクロソフト(MS)に売却した。
売却の理由について、任天堂は当時、「レア社のソフト開発本数が減り、新型ゲーム機の立ち上げ時にソフトがそろわなかった」などと説明していた。
売却額は3億7500万ドル(当時約400億円)と巨額で、成否の判断は一概に難しいが、MSのゲーム機がFPSを多数そろえて米国で人気が高いのに対して、WiiUがソフト不足に苦しんでいることから、売却は裏目に出ているといえる。
専門家は「当時まだMSのゲーム事業は成功しておらず、任天堂は油断したのではないか」と振り返る。
任天堂の岩田聡社長は5月7日の決算会見で「任天堂も過去にFPSを出していた。むしろ先駆けともいえる。それを開発したのはレア社だった」と話し、戦略ミスを事実上認めた。...
詳しくはソース http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140521/wec14052107000001-n1.htm



